遠距離のお助け隊

昨日鈴鹿通いから帰ると玄関に女性物のブーツが。
まいちゃん(T哉の彼女)かS司の彼女か? 入るとS司と彼女がダイニングのテーブルで差向え。洒落た料理をつまみに上海土産のワインを開けているところでした。
折角買ってきたお土産を持って行く訳でもなく永らく我家の冷蔵庫に寝かせてあったのですが、これでやっとその使命を果たしたようです。
学会やら就活やらで忙しくなかなか遭う機会が無かったそうです。当に貧乏暇無しを地で行っています。今は研究員として給料を貰っていますが、実はこれ一年契約で定職に就いている訳ではないのです。
久しぶりに遭った所為か結構遅くまで我家でお家デート。飲んでいなけりゃS司がかみさんのDemioで送って行けるのですが、まだ赤い顔をしています。うら若き未婚の女性をひとり電車で帰すのも可哀想なのでお父がしゃしゃり出ます。「じゃあ送って行ったるわ〜。」実は送って行きたくて仕方がなかったのです。ホント子離れ出来ないtanuoさんです。
送って行った帰りにS司に尋ねました。「彼女の就活どうなった?」
阪大の助手に応募しているとの事でしたので。
「落ちたって。」
「じゃあ遠距離恋愛にならなくてよかったね。」
「でも次は熊本大を受けるって。阪大なら毎週遭いにいけたのに。」
「熊本じゃあ遠いなあ。」
「月一回くらいは行ける。」
「月一回飛行機は大変だなあ。」
「お金ないから電車で行く。」
愛の力って凄いですねえ。まあ夜行の鈍行でも寝ている内に着くだろうし。幸いS司はどこでも平気で寝る事ができるし。小学校へ上がる前はスキー場で立ったまま寝ていた事もあるくらいです。なんなら電車の中で勉強していれば時間の無駄も防げるし。
「電話でなら毎日話せるね。昔は固定電話で長距離となると無茶苦茶お金がかかったけど携帯ならそうかからないし。家族割りにしちゃえばただじゃん。」
「でもSoft Bankだから駄目だね。」我家は全員Auです。
「じゃあお前もSoft Bank買ったら?」
「i phone にしようかな。」i phoneはSBしか扱ってないんですね。まあそれも手でしょう。
しかし別の携帯キャリア間でも家族割りなどのサービスをしてくれればよいのに。無理か?
とは言え固定電話の長距離料金よりはずっとお得です。当に遠距離恋愛のお助け隊。
ところで固定電話の長距離料金って今でもあるのかなあ。
尤も我家は光でIPなので関係ないと思いますが。