続き

夕方長い時間のグータラと遅い昼寝から起き出して来たかみさんは、「もう(夕飯を)作りたくない。」と言う。
タイ料理店の金券が有るのを思い出し、「ここ、行ってみる?」と言うと「うん、いいよ。」
もうずっと前から気になっていたもので、今年4月には有効期限切れになってしまうものだ。実はこれ、昨年T哉がレッドバロンでバイクを買った時に貰ったもの。ナムチャイとかいうお店でレッドバロンの系列らしい。一度彼女と一緒に行ったらしいが口に合わず、それで良かったらとくれたものだ。500円券が6枚で3000円分ある。
かみさんは子供達の夕食分だけささっと作り、二人でまたお出かけ。
そして生まれて始めて食べるタイ料理に二人して???
かみさんは露骨に不味いと言う。私は決して不味いとは思わないが、食べ慣れてないだけにやはり口に合わない。
二人して「タイではやっていけんな。」
中国、韓国なら食べる物に不自由はしないが、タイでは食べる物がなく生きて行けない。郷に入ってしまえば慣れるとは思うが…。
臭いわ、辛いわで冷や汗をかきながらも我慢して平らげた。
お勘定は3,641円。金券を使いきって641円で済んだ。口には合わなかったが641円ならまあよしとしよう。
驚いたのは子供づれのお客さんが多いこと。T哉でさえ辛くて口に合わなかったのに、あんなに小さな子供でも食べられる物があるのだろうか。どうみても純粋種の日本人のお子ちゃまなのである。
帰る途中で口の中の痛み(辛さによる)は治まってきたが、今度は胃の様子が変。
昔ネパールへ行った連中が水に当たりカトマンズ・エキスプレス(下痢の事です。)とよく言っていたが、さしずめ明日辺り私のお腹は
バンコク・エキスプレスとなっているかもしれない。御在所登れるかな?