The 100days anniversary

なのだそうです。
過度な期待をしていた人もそろそろ冷静さを取り戻しつつあるようです。支持率も50%を割っています。
最初から解かりきっていた事なのですが…。
業務仕分けなどと言って大掛かりなパフォーマンスを演じていたようですが、本当の節約になっているのでしょうか。必要なものを削り無駄とは言わないまでも何の生産性も無いものに大金を投じようとしているとしか思えません。
いくら交代したばかりだからと大目に見ても、この政府に行政能力があるとは思えません。
トップがしっかりしなきゃ何もできないのはどこも同じ。政府って英語では(government)ですが統治(governance)から来た言葉です。
内閣はおろか与党内さえも統治できなくてなにが総理大臣ですか。
いや権力のみの統治は着々と進んでいるようです。その頂点にいるのがHさんでなくOさんである事が大問題なのですが。
M党内ですらOさんに対して何も言えない。陳情は全てOさんに集中。これってファシズムそのものですよね。ちっとも民主的ではありません。党名変えたら?【OZAWANAZIS】とでも。
そして今Oさんの頭の中にあるのは行政とは全く無関係の政局だけのようです。それも来夏の参院選
衆議院単独過半数を占めながら参議院で足を引っ張られ瓦解してしまった自民党と同じ跌を踏むまいと言った心境なのでしょうか。
思うように法案を通すには両院伴に単独過半数を占める必要があり、それしか頭の中にないようです。こうなるともう権力の亡者ですな。ただ政務をなにひとつこなせないHさんに任せっきりというのも困ったものです。国民は今すぐにでも実効性のある行政を望んでいるのです。
Oさんのひととなりは別にして、私自身はファシズムに対し偏見はありません。立派な人が行政を担当するのならファシズムほど基盤が安定しているものはありません。
悪名高いヒトラーも実際に武力行使をしていなければ、行政担当者として彼に匹敵する者はどこにも居ないのです。第一次大戦の敗北での疲弊と天文学的数字と言われた賠償金、荒廃しきったドイツを驚異的な速度で復興させ経済の発展を為しえたのはヒトラーその人なのです。
ただOさんにヒトラーほどの能力があるかと言われればNoとしか言えないのが悲しいところですね。権力に魅せられた人というのはそれ以外では全く無能な人ばかりですから。
このヒトラーの経済活性化術、戦後はアメリカがしっかり真似ています。
景気が悪くなれば、世界中のどこかで紛争を起こし軍需産業を梃子に国内産業を活性化させる。同時に政情不安からドル高を誘発させそれにより自国資産を高める。今でもアメリカの常套手段です。
日本の場合はアメリカのTVAを真似て、インフラ整備の為と称して土建業(ゼネコン)にお金をばらまきます。これによる雇用の創出と市場へのお金の注入で経済の活性化を図るというものですが、戦後ならいざしらずインフラも充分整ってしまった現在ではあまり効果は期待できません。残るは次世代の産業創出しかないのですが、ただでさえ少なかったその為の予算も事業仕分けで削られてしまいました。
おバカな党を選んだのは我々国民の責任。「自分で自分の首を絞めている。」という言葉がぴったりですね。