のんびり土曜日

ひさしぶりの土曜の休日。御在所通勤をパスるとこんなにも雑務がはかどるものなのか。
かみさんに仰せつかっていた倉庫の片付けも一段落。
倉庫を占拠していたS司の古いションベン布団(とT哉は言っているが中学の時の布団がまだあったとは思えない。)や掛布団、炬燵布団なども美化センターへ持ち込んだ。
今朝の朝刊の綴込みチラシに古い家電品やパソコンなどを持込みさえすれば無償で引取ってくれるというものがあった。もっけの幸いとばかりこれらも倉庫から車に積み込む。ファンヒーターはトランクに簡単に入ったがテレビは入らない。後部シートを倒し後ろのドアからなんとか入れる。ノートPCも放り込み、デスクトップも捨てて良いかT哉に聞くとデータを移してからと言う。
出かける前に再度チラシに目を通すと95年以降の製造品に限ると書いてある。折角大汗をかいて載せたテレビはそれより古い。知らんぷりを決め込んでしまおうかと思ったが、やはり良心が許さない。また大汗をかいて倉庫に戻す。


チラシの地図を見ながら行くがそれらしいものが見つからず、その近辺を行ったり来たり。近くの人に尋ねてやっと場所がわかる。なんともまあいい加減な地図である。通りから脇道に入った所にそれらしい所があったが通路が泥んこ。事務所らしき所にも誰も居らず、奥から出てきた車の人が置き場所らしい所を教えてくれる。教えられた通りに行くとPC等が野積みにされたまま。しかし車の外は泥んこで降りるのが憚られるほど。地面の固そうな所を選び車外に出てトランクから廃棄物を出す。
そして次は車に乗るのが大変。草履の底は泥んこである。細心の注意を払いながら乗り込み家へ戻る。
帰宅後は車の掃除。マットを外し水洗い。タイヤだけでなくホイールハウスやフェンダーも泥んこである。折角朝方の大雨で綺麗に洗われていた車を洗車する事になってしまった。
あんなところもう行きたくないな。多少お金がかかっても家電屋さんに持ち込む方が気が楽。あんな所で後部座席からテレビを下ろすなんてできっこない。持ち込まないで正解だった。
最近の廃棄家電品はレアメタルの宝庫だそうだ。製品そのもののリサイクルというよりレアメタルのリサイクルの意味合いの方が大きいのだろう。家電品店では回収費用が必要になるので捨てる側が二の足を踏む。無料とし決まった場所へ持ち込む事を条件とすれば私のようなケチンボウは喜んで持ち込む。大量に回収できれば充分に採算がとれる。上手い方法だ。
でもなあ、あの泥んこだけは御免蒙りたいなあ。せめて砕石でも敷いておいてくれれば喜んで持ち込むのに。


明日は好天。今日はサボってしまったメタボ予防、明日出かける為にもかみさん孝行。冷や飯で炒飯を作り、夕飯には親子丼でも作っておいてやろう。これだけやっておけば山の神も文句は言わないだろう。