ツクツクボーシ

ツクツクオーシ、ツクツクオーシ、ツクツクヒーヨ、ツクツクヒーヨ、テケテケテケテケ…
帰宅時鳴声が聞こえていました。今年の初鳴きです。
もう8月20日。夏の終わりを代表する風物詩ですから当然と言えば当然なのですが、今年は茹だるような暑さを経験していないだけになんだか拍子抜けしてしまいます。あの暑さを感じない内に秋になってしまうのか…。
暑さが身に堪えるようになってしまった私には一見都合が良さそうににも思えますが、気持ちの上で何故か釈然としません。なんとなく忘れ物をしているような、行く夏を惜しみもの哀しいような…。惜春賦ならぬ惜夏賦とでも申しましょうか。(んなもんあらへん。)


Netに目を通していたらCX2発表の情報。ついこの前CX1が出たばかりなのに。価格.com で見てみると最安値で46,800円。GR3の6万円台と比べるとかなりお安い。しかしGR3のF1.9の単焦点レンズとは顧客層自体が異なる全く別のカメラと見るべきでしょう。
昔の35mm一眼ではF1.4 50mmレンズが主流でした。今のデジイチ単焦点レンズを標準で買う人は少なく殆どがズームとセットで買っているようです。口径比の大きなレンズで大きくぼかす、なんて撮り方はもう誰もしないのですかねえ。GR3は昔風の通好みのカメラですね。
リコーのこの独自路線、経済誌などではかなりもてはやされているようです。まあ私のような半分化石と化したマニアがかなり居るという事でしょう。私にも購買力があればリコーさんに貢献出来るのですが、如何せん先立つものが…。
CX2はおろかCX1でさえも未だ決断できずにいるのですから。
26,000円台で足踏みしているCX1の価格、CX2の発売で一挙に値を下げるかもしれません。チャンスですね。20,000円を切ったら清水の舞台から飛び降りようっと。