今夏のイベント、鮎を食べに広瀬の簗へ行ってきました。
今年は贅沢してグリーンロードを使いました。片道400円でETC割引はありません。秋から試験的に280円に値引きするそうですがまだその恩恵には浴せません。
いつもながらガラガラのグリーンロード。紅葉シーズンの香嵐渓行きしか混まないこの道、いつになったら無料になるのでしょうか。



枝下インターで降り矢作川沿いに暫く遡るとすぐ到着。今日は時間的にも早い所為か駐車場もまだいっぱい空いています。それでも簗まで行くと既に結構なお客さんの数。早速注文を済ませ座敷に上がる。
A定食には塩焼きが二尾付いていたのに今年は一尾。かみさんがたらふく食べたいと言うので、単品の塩焼き一皿(二尾付き)もオーダー。
風通りの良さそうな席を選ぶ。ビールを旨そうに飲んでいる人がいますが、さすがにこんな時刻からは気が引けます。それに今日はウイークデイだし。
簗の上には子供達の姿。水着の子もいます。でも簗にかかる鮎の姿はなかなか見られません。水も少し濁っています。鮎自体も年々減っているのでしょう。
こうやって見ているとうちの子供達の幼かった頃を想い出します。今朝も誘ってはみたものの二人とも「No thank you.」
周りを見回しと我々同様子連れでない中高年夫婦の姿もかなり見られます。昔は老夫婦も見かけましたが必ずその子供夫婦とお孫さん連ればかりだったように思います。こんなところにも少子高齢化を身近に感じます。



ゆったりと寛ぎながら鮎三昧。定食だけで結構満腹しますが、それ以外に単品の塩焼き二尾もかみさんはペロリ。「もう2-3匹食えるな。」ですって。
酢の物、甘露煮、刺身、稚鮎のフライ三尾、鮎田楽、塩焼き合計三尾、鮎飯。ひとりで十尾は食べている。こうやっていっぱい食べられる健康な胃袋に乾杯。
混み始めたのでそろそろ席を立つ。時刻はもうすぐ12時。



この後は笹戸温泉へ矢作川沿いにもう暫く遡る。かみさんお勧めの【とうふや】という観光ホテルへ。この辺りいろいろと新しい温泉も出来ているようです。次はあそこに入ってみようなどと言いながら走る。
【とうふや】の温泉はシーズン中でも空いていました。のんびりゆったり独り占め。すこしヌメリのある泉質で、大きな窓の外には矢作川がゆったりと流れています。川べりには何人かの釣り人。その向こうには夏の陽光に光り輝く山の緑。その上は真っ青の夏空。
手前の河原では何組かの家族連れがデイキャンプバーペキューの煙とともに芳ばしい香りが漂ってきます。
ああ、のんびりできますねえ。
入浴後はロビーのエアコンで涼む。かみさんも河原のデイキャンプを見ていたらしく、「釣りたての鮎を炭火でじっくり焼いて食べたい。」え〜まだ食う気かよ! ホントよう食うやっちゃなあ。


後は家へ帰って昼寝。来た道を引き返す。
「運転代わろうか?」
「いらん。」
最近ちっともDameo君の運転をさせて貰えません。
でもこれが正解。かみさんはグリーンロードを走り慣れている所為かどこにパトカーが待ち伏せしているかよく知っています。
途中で追い越していったセルシオが暫く先で白バイに捕まっていました。
横着運転していたので「捕まればよいのに。」なんて思っていたらその通りに。いざ捕まったところを見てしまうと少し後ろめたさを感じてしまいます。「人を呪わば穴二つ。」バカは相手にせず悪く思うのも止めましょう。



ガラガラのグリーンロードを安全運転で。急がなくても今日はまだ時間がたっぷりあります。