May Storm

昨日のNews、京都府立大の3名、結局遺体で発見されたそうでご冥福をお祈りします。
リーダーの先生だけが雪洞の中で発見され他の2名が外でというのが不可解ですが、行き詰まった時の雪洞は常套手段でありセオリー通りの行動です。
春って一面真冬よりリスキーなんですね。冬は乾いた雪が普通で合羽は持ち歩きませんが、春はヤッケも合羽も必要です。そして始末の悪い事に雨が降ります。雪になっても鈴鹿のような湿雪です。濡れによる急激な体温低下、晴れれば最高ですが荒天では最悪です。GWはちょうどこの時期で昔からよく遭難が起こっています。解かっている筈のベテランが何故?って事もよくあります。やはり山は恐いです。
技量が揃い気心の知れた仲間同士ならどうって事のない場合でも、そうでない場合は全く条件が違ってきます。兎に角山の神様は気まぐれです。気まぐれである事を常に念頭に置きながら行動したいものです。