排他的?

「ここは俺達の縄張りだ。おまえ達の来る所じゃねえ。」
一見そう言っているかのようでもある。
27日の夕刊の記事で、釜トンの照明が消灯されているそうだ。
昔の釜トンしか知らない私には新釜トンの様子なぞ知る由も無いが、軽装で上高地入りする人が多く警告の意味を込めての事らしい。
心情的にはあたりまえの事と思いつつも何となく排他的に思え、それを是とする自分自身に心の狭さが見え隠れしているような気になってしまう。
とは言うもののやはりなにかしらの歯止めは必要だろう。「来る者は拒まず。」なんて言葉が通用するのは謙虚さや一般常識を備えている人に対してのみである。世の中には常識を持ち合わせていない人も多い。そういう人に限って権利だけは声高に主張する。そんな人達には【すぐ隣に控えている危険】を肌で感じて貰わなければ自重なんて発想は出てこない。でなくとも何かあれば携帯TELですぐ助けがやってくると思っている輩である。やはり恐さを直接感じてもらうしかない。


そう思いながらも、今更「冬の上高地へ行ってみよう。」などという気が起こらない、そして費用捻出もできないtanuoさんは、やはり心の片隅で人の足を引っ張ってやろうと思っているのかもしれない。そして若干のハードルができた事にかすかな歓びを感じているのかもしれない。
困ったおっさんである。