昨日、今日と新聞、TV共にノーベル賞で持ちきり。地元名古屋の大学出身者だからか。
地道な努力が実り、それはそれで素晴らしい事だ。
一方その受賞時期に合わせたかのようなNHKの番組【その時歴史が動いた】の放送。
頭をガツンとやられたような衝撃に我に返った。学究に生涯を奉げる事も立派な事には違いないが、やはり重みが全然違う。
年と共に緩くなった涙腺が緩みっぱなし。息苦しさの後の爽やかな余韻。暗い世相にあってもかくも素晴らしい人々もいるのだ。
自分の卑しさが恥ずかしくなる。もうグーの音も出ません。
さすが天下のNHK。下卑た番組しか出来ない民放とは全くレベルが違います。TV業界再編成でまず一番に生き残れるのはやはりHNKでしょうね。有料放送局、大いに結構。良いものにはいくらでもお払いします。独占的に電波を使いながらそれを無駄にしている民放なぞさっさと潰れてしまえば良い。
米国では hulu.com が今台風の眼になっている。Youtubeと違い有料コンテンツを正規の契約で取得し無料放映している。素人の作ったものやいかがわしいもの、違法なものとは全く違う。限られた電波を使い大きな設備投資が必要な放送局と比べると至って簡単なサーバーだけで済み、言い換えれば比べものにならないほどのローコストでコンテンツの放映が可能なのである。収入源は放送局と同様広告から得ているが、運用コストが格段に小さいことからその広告費は放送局とは比べものにならないくらい廉い。広告主にしてみれば放送局に出すよりずっと廉く同様の効果が得られる訳だ。これで放送局淘汰の嵐がまた一段と強くなる。今は映画などの有料コンテンツが主体だが、hulu.comオリジナルのニューズ番組などを制作して流す事も可能である。放送局同様に番組制作を行い、媒体が電波でなくNetとなるだけである。
いずれ日本にも同様の流れが起こる。しょうもない番組ばかり造っている民放各社、早く消えて無くなれ!