コンデジ

軽いのが取柄。山歩きの時刻記録のメモ代わりに、手軽にパシャパシャ撮れるのは、やはりコンパクトデジカメしかない。
しかし軽量コンパクトなるが故の難点も多い。かといってデジタル一眼なんて持ち歩きたくもないし、そんなもの買う経済的余裕なんて私にはない。
デジイチの優位性って最終的には操作性に落ち着くのかな。操作性が良いからマニュアルでもじっくり思い通りに撮れる。それが再現性の良さに繋がるのだと思う。GR-?も良いカメラだが小さ過ぎて操作性が悪い。
しかし気軽にパシャパシャを優先するならやはりコンデジ。と割り切ってはいるものの、今のCaplio GXに若干の不満がある。
大筋においては満足しているが、マクロで小さな花などを狙うとオートフォーカスが上手く被写体を捉えられず背景にピントが合ってしまう。薄暗い所やコントラストの悪いものだと全く捉えられない。仕方なくマニュアルでピントを合わせるにしてもスイッチのON/OFFでステッピングモーターを動かして鏡胴を前後させているので凄く合わせ難い。合わせ易いようにモニターを10倍に拡大しても、スイッチ操作では行過ぎたり戻し過ぎたり。まして三脚も使わず手持ちとなると尚更である。おまけに老眼の目で小さなモニタを覗き込んでいるので合ってるかどうかさえ判別出来ないときている。
それ以外にもレンズの保護用シャッター(この表現で良いのかどうか?露光時間を決めるシャッターとは違います。)がスイッチオンで完全に開かない。一度修理に出した後、こうなってしまったが面倒なのでクレームを出さなかった。手で開ければ良いのだが、シャッターチャンスを急いでいる時など逃してしまう事がたびたび。
この修理に16,000円+Taxを支払っている。


先日、価格.com を偶々見ていたらCaplio R7が最安値で 18,498円となっていた。クレジットカード扱いが無く、代引きとなるがそれでも手数料は420円。合わせても 19,000円で82円もおつりがくるのである。レンズの解像度、再現性がGXほどかどうかは解からないが、どうせ紙にプリントする訳でもない。せいぜいリサイズしたものをモニタで見るだけである。それならなんでも良いじゃないか。1cmマクロと広角28mmさえあれば。
そして昨日Caplio R10 が発売された。なんとこちらはGR-?と同じ水準器が付いている。そしてモニタも3インチとかなり大きい。マニュアルフォーカス時のピント確認もし易そう。
よしっ、R10が2万円を切るまで待つこととしよう。それまでGX、もってくれるかな?