ガソリン、前より高くない?

30日の暫定税率復活で5月1日早々値上げである。
昨日かみさんとのランチタイムデートの後、給油しようとしたら店員さんが寄ってきて「在庫切れです。」
慌てて別のGSへ。こちらはもう若干値上げしていた。税金分の値上げは明日からだそうだが、暫定税率期限切れ前より軒並み高くなっている。これって便乗値上げじゃないの?
市場を混乱させた挙句便乗値上げまで許すような事を結果的にさせているのは、反対の為の反対が専門の○○党のおかげである。全く困ったものだ。とても政権を担う党としての責任なぞ感じられない。これじゃあ共産党と同じである。多少なりとも政権を担う気があるのならもっと現実的な手法を取る筈である。自ら「政権なぞ担う気は無い。」と宣言しているようなものである。
投機筋が原油先物買いに走り、原油価格が下がる様子は全くない。このペースで行くとガソリン200円/Lもそう遠い話ではない。
その自衛手段として、我家では燃費の良い車に替えたのだが、かみさんの趣味で走り重視のモデルになってしまった。一番燃費の良い1.3Lかプリウスにでもした方が良かったように思うがもう後の祭り。
世界中の富が産油国に吸上げられている。イスラムの政府ファンドがCitiグループなどの大手金融機関に投資したり有名ブランドの製造業を傘下に収めたりと活発に動いている。
しかしイスラムマネーの影響力を受ける方が返って良い事かもしれない。イスラムマネーはその運用に厳格な規律がある。イスラムの精神を反映しており、金融工学にうかれてとんでもないものを債権化し実体の無い物を商品化する米国のような事はしない。米国やイギリスの大手金融機関がイスラムの厳しい規律に従って活動するようになれば、世界中の金融システムも安定するかもしれない。
200円/Lの負担は全世界の金融システムの安定の為と思えば、あながち悪い事では無い。