冬仕度

F病院通いも一段落。たぶん29日の診察で打ち止めだろう。その後は近所の眼科医院で定期的な眼底検査となるのだろう。
F病院のインフォメーションビデオにもあったが、これが【地域医療との連携】というやつか。
地域の医院や診療所で診断治療ができるものはそこに任せ、そこでは治療が難しいものを大学病院が受け持つ。分担というか棲み分けというべきか。
今でも充分混んでいるのに、いきなり大勢の患者さんに来られたらそれこそパンクしてしまう。それを緩和する為の方法だが【地域医療との連携】なぞと表現すると尤もらしく聞こえる。
大学病院で手術などをした後、容態が安定してきたら地域医院にバトンタッチ。言い方を変えると「さっさと放り出す。」のである。まあその方が効率的ですわなあ。
その棲み分けを進める為か、地域医院からの紹介状無しで受診すると初回に3,000円+Taxが初診料として請求される。この障壁が用を為しているかどうかは定かでないが。
そういえばこの形態はもう10数年前からどの総合病院でも取り入れている。私の御贔屓の日赤もそうしている。「しょうも無い事でいちいち大病院へは来るな。」という事か。心情的には多少ひっかかるが、最大多数の最大幸福という観点からすると致し方のない事だろう。
かくしてF大学病院で受診するのも後一回限り。6級美人のO先生ともこれでお別れなのである。「さっ、寂し〜い。」中年親爺の淡い恋心はかくもあっけなく消えてゆくのである。


11月も来週で終わり。来週土曜日はもう師走である。病院通いに明け暮れている内、時の経つのを忘れていた。
喪中につき云々、というはがきが頻繁に届く。これを見るたび年賀状の準備に気が急く。そして冬支度にも急かされる。
T哉は雪に追い立てられ早めに逃げ帰り事無きを得たようだ。今日の道路情報を見ると新潟、長野は通行止めが相次いでいる。
そんなこんなで私も本日Auちゃんの冬支度。スタッドレスに交換しただけの話だが交換したタイヤを洗い片付けたり、エアチェックにGSへ行ったりと結構手間がかかる。
やっと片付き、いつ雪が降ってもOK。今年は菅平へS司を迎えに行く事も無くチョッピリ寂しい。まあいいか、御在所通いに精を出す事にしよう。