ピアフ

もうこんな言葉聞かなくなったなあ。
PIAFS】と書いて【ピアフ】と呼ぶ。PHSを使ったデータ通信の規格である。当時はエッジ(商品名)とか呼ばれ64kbpsの速度はINS64に匹敵し携帯電話では出せないものだった。


夏頃から右目の曇りが気になり、定期健診(眼底検査)の時、医者に尋ねたのだが、「偶に術後に曇る人が居ます。でもこれだけ見えてますからねえ。もう少し様子を見ましょう。」との事。
その曇りが最近とみに酷くなり、右目だけで見ると世の中全体に靄がかかったようなのだ。視力検査なんてコントラストのはっきりしたものを見て焦点が合っているかどうかの確認だけである。靄がかかっていてもピントさえ合えばドーナツの何処が切れているかは解る。それだけを視力の基準としているのもおかしな話である。
レーザーで曇りの元を焼くのか、はたまたレンズを交換するのかは解らないが手術で直せるらしい。それで年末の繁忙期を過ぎたら思いきって直そうと思っている。そして入院となったら、前回のように病室にかみさんのノートPCを持込み、PIAFSで会社のデータを取り込んで作業をしようと思ったのだ。
そして今使用中の内線兼用のPHSを見るとPIAFSのインタフェイス用コネクタが無いのである。代わりにシュリンクタイプのUSBコネクタが付いているだけ。「そんなバナナ!」7-8年前に買ったDATA-IO製のPIAFSアダプタが繋がらない。
このUSBらしきものが曲者である。他社でUSBの口を持つアダプタが販売されていないかNetで調べたがそれらしいものは無い。
それでこのPHSのマニュアルを見た。
な〜んだ、子機の中にインタフェイスは組込み済みで付属のUSBケーブルでPCと繋ぐだけ。PCへは付属のCDからドライバをインストールするだけのようだ。
まったくマニュアルも何も見ずに、いいかげんなおっさんである。


休みの間にかみさんのノートPCにインストールしておこうと会社からCDとマニュアルそれにUSBケーブルを自宅に持ち帰った。
そしてインストールしたが、何度もアクセスポイントへのリダイヤルを繰り返す素振りだけでPHS側は一向にダイヤルしている気配が無い。そして全く繋がらない。
面倒臭くなり中断。
そして今日、昼からベッドに寝転び読書タイム。ついでにPHSのマニュアルも持って上がる。
読書の後、気分転換にマニュアルを見ていたら・・・、なになに、アクセスポイントの電話番号の後にデータ通信の仕様を表す属性を付けろだと?
こんな事マニュアルを見なきゃ解るわけ無いじゃん。マニュアル無しでセットアップ出来るようガイダンスの充実を図って貰いたいもんだ。早速セットアップのやり直しを、と行きたい所だが身体がもうお昼寝モード。だるくて起き上がれない。結局16時頃まで約1時間のお昼寝に突入してしまった。
その後寝呆けまなこでPCのセットアップ。今度は一発で繋がった。しかし64kbpsは遅いなあ。ADSLに慣れてしまうとまどろっこしくていかん。
これでいつ入院しても病室で仕事が出来る。またまたSOHOの開始である。(但しHome OfficeでなくHospital Officeである。)
しかしまあマニュアルも何も見ずに、いいかげんなおっさんである。