子供と一緒にどこ行こう?

「みんな一緒にいるのは26日までだからね。」かみさんがそんな事を言っていたような気もする。
いつも上の空で聞いているものだから、居なくなって初めて気が付くおバカな私。
かくしてT哉は27日から研修で暫く帰ってこない。S司もまだ入学もしていないのに、「来て良いよ。」って言われたからと27日から毎日研究室に通っている。定期券が4月1日からしか使えないので都度切符を買っている。それが不憫で、お父は小遣いで買ったパノラマカード(名鉄、地下鉄共用のプリペイドカード)を貸してしまった。子供の前ではいつも見栄を張っているマルび親爺なのである。
D大の時は研究室に泊まり込みが出来たが、こちらは所帯がでかすぎて管理が出来ないのか追い出されてしまうようだ。それともまだ入学式も済ませていない者には泊まり込みが許可できないのか。
D大も一応ユニバーシティなのだが、敷地面積も比べものにならないくらい狭いので管理し易い事は確か。
通い始めてまだ一週間と経っていないのに最終電車での帰宅は既に3回。その度かみさんがA駅までお出迎え。世話のかかるやっちゃ。
土日は休みかと思っていたら昨日の土曜も出かけたそうだ。そして今日も昼から出かけるという。
グータラを絵に描いたようなS司のやることとはとても思えない。【好きこそものの上手なれ】とはよく言ったもので、それだけ熱中できれば熟達しますわなあ。
やはり5年間の東京生活は無駄では無かった。…と思いたい。


それで今日のお昼はS司も交えてランチタイムデート。ここでもまた懐を気にしながらも見栄張りが顔を覗かせる。
ああ、哀しきかなマルび親爺。
今朝PCの部屋に入ったらNet線がS司のノートPCに繫ぎ替えられていた。無線LANよりヒモを繋ぐ方が転送は速い。
しゃあない、ヤマダ電機でHUBも買うて来てやるか。子供への見栄張りは留まる事を知らない、マルび親爺のtanuoさんなのである。