デリバリー&試着 そして、ムヒヒヒヒ。

帰宅したら合羽が配達されていた。
先日Netで注文しておいた、ゴアの合羽だ。ザ・ノース・フェイス製で定価は¥33,600.(税込み)もするらしい。まるビ親爺の私のことなので、Netで最安値のところを探したつもり。おかげでクレジット・カードが使えず代引き手数料が¥420.もかかってしまった。
それでも、本体¥19,800.で合計¥20,220.と他所より格段に廉かった。まあ昔の感覚からすれば、合羽ごときに2万円も出すなんて、頭がおかしいんじゃない?と言われそうだが。
このメーカー、かなり有名だそうで、ロゴの形状を説明しただけで人はノース・フェイスと言い当ててくれる。ノースが付いていた事だけを覚えていたので、「あ、それそれ。」と話は通じる。しかし自分が口にしようとすると名称が出てこない。ノースウインドとかノースウエストと言ったら笑われてしまう。北面(北壁?)も北風も北西もよく似たもんだ。いや、北西は米国の航空会社だった。
山道具のメーカー名、製品名を知らない私ってやはり浦島太郎?
付いていたタグを良く観ると、発売元がゴールドウィンとなっていた。ゴールドウィンってぽっと出の三流品ばかり扱っていたスキー小物品メーカーじゃなかったっけ? 山道具の世界では三流メーカーが幅を効かしているのか。
因みに我家ではスキー用品だけは全て有名メーカー品しか使用していなかった。ウェアならデサント、エレッセetc. etc. 一点豪華主義ってやつですな。
ゴールドウィンの名前だけはお気に召さないが、合羽ごときに2万円もかけた事に凄くRichな気分だ。こういうのも偶には良いものだ。


前置きはさておき、風呂上りに試着。「Mじゃあ小さいかもしれない。」と脅されていたがピッタリサイズ。厚手のパジャマの上にフリースを着込みその上から着ても割りとゆったりしている。首吊りが着れない人は貧乏人失格である。私の場合は当然貧乏人適格者。標準体型は何かと経済的である。着たままフードも被り家の中を歩き回っていたら、かみさんが呆れ顔で見ていた。いい歳をしてアホウなおっさんである。


畳んでみると凄くかさばる。ゴム引き合羽の倍ほどのサイズである。しかしかみさんも言うようにこれは最早合羽とは言いがたい。防寒着かヤッケである。合羽をヤッケ代わりに使う人が多いと聞くが、如何にも納得である。鈴鹿くらいならこれで充分だ。おまけに鈴鹿は真冬でも雨が降る。まるで鈴鹿の為にオプチマイズされたウエアのようである。
さあ、これで土曜日に雨が降るといいなあ。珍しく雨を待ち侘びるtanuoさんなのである。