またまた、のんびり土曜日

いつも通りの時刻に起床。支度を済ませ玄関を出る。
庭のコンクリートがまだ濡れている。空を仰ぐと暗い灰色。「曇りか?」と思うと同時に顔面に雨粒。
カルちゃんに荷物を放り込み運転席に乗り込む。雨はフロントガラスをポツポツと濡らす程度。
この時期の雨は鬱陶しいが、行くだけ行ってみよう。
まずは給油の為GSへ。ところがだんだんと降りが強くなってきた。
給油を済ませたところで、今日はGive Up。「お家に帰ろうっと。」
初冬の雨や湿雪、早春の霙など大嫌いだ。しっかり冷え込んだ乾燥粉雪なら良いが、低山でのビショタレ雪、霙などは衣類を濡らし体力を消耗させる。第一あの蒸れ蒸れの不快さといったら、言葉では言い表しようもないくらいだ。それよりまだ温もりの残っている布団に潜り込み惰眠を貪る方が、エピキュロス派の私には余程お似合いだ。
今日はかみさんがカルちゃんを使いたがっていたから丁度良い。ガソリンも満タンにしてやったことだし、なんて良くできた(飼いならされた?)亭主だろう。
急に出来た時間、寝起きに読書して、床屋に行って、年賀状の宛名書き(と言ってもPCの準備をするだけ。)やって、喫茶店で漫画の読み溜めやって、雨が上がったらタイヤ交換やって…。先延ばしにしてきた事を片付けるには良い機会だ。


2時間ほど惰眠を貪った後、カーテンを開け枕元に積んである本を取り出し読書タイム。かみさんも目覚めたようで、
「あれ〜、居たの? あっカルちゃんで行こうっと。」
「ガソリン満タンだよ。」
「えっ、なんで?」
「今朝入れてきたわあ。」
「なんだ、雨で引き返してきたのか。」
すぐ傍でゴソゴソやっていても全く気付かないなんて、極楽トンボの嫁はんである。ドロボーに入られてもきっと気付きもしないだろう。


その後、朝一番で床屋、帰宅後年賀状の宛名書きと予定を消化してゆく。年を追う毎に喪中の通知が多くなってきた。その人達の印刷フラグを外して、後は一期にプリントアウト。インクが乾くまで時間がかかるので重ならないように並べる手間はかかるが、それでも速い。でもレーザープリンタも廉くなってきたしチョット食指が…。
雑務は消化してゆくが、雨は一向にあがる気配がない。それもしとしとと降るでもない止むでもない、本当に女々しい空模様だ。
結局今日は終日雨。タイヤ交換は出来なかった。2台分となると結構大変なんだよな。カルちゃんの方はタイヤが小さく軽いからまだ良いが、Auの方は重い。フレンディーよりは軽いけれど…。
年末恒例の菅平行きが待っている。また温泉に入って来ようっと。