連休二日目

昨日夕方の豪雨のおかげか昨夜は涼しくて凌ぎやすかった。そして今朝も爽やかである。寝起きの読書タイムを満喫する。が、まだ少し眠い。そうだ夕べは夜更かししてしまったのだ。
昨日のランチタイムデートでの話。
「夏休みにS司の所へ行くと言ったら、『勉強の邪魔だから来るな。』と言われた。
 『家で勉強すれば良い。』と言ったら『机が無い。』と言われた。
 あんたが占領しているS司の机、空けてよ。」
「T哉のがあるだろ。」
「ゴミ置きになってる。」
片付ければ済む事なのである。
「あの子、今パニックになってるんだわ。」
さもありなん。どうせS司の事だ。
『来るな。』と言われたのがショックだったらしく何度も同じ事を繰り返している。
それでも20日には帰って来るそうだ。一週間後ではないか、わざわざ出かける事もなかろう。と思うのは父親の考え方か。


夕方かみさんはMOVIX(近所にある郊外モール)へ映画のチケットを買いに出かけた。S司にふられた気分転換らしい。
出先からTELしてきた。
「切符取れたら、お父も観る?」
「何の映画?」
「昼間言ってたやつ。」
スタジオジブリの【ゲド戦記】である。
「観る観る。」


夜、風呂上りに出かける。終了が深夜にかかるが、Late Showはひとり1千円とお廉いのである。
席に就くと、「何か飲みたい。ポップコーンが食べたい。」と言う。
それならそうと先に言えば外のマーケットで買い、隠して持ち込んだのに!
映画館内は持込み禁止だが、内緒で持ち込むのは我家の文化なのである。当然度の過ぎた事はやらないしゴミも持ち帰る。
もう外に出る訳にも行かず、館内で調達する。飲み物二つとコーンひとつで700円。とりたてて高いというほどではないが、まるビ親爺はマーケット価格とつい比べてしまう。


終わってから外で、
「いまいち中途半端だったね。子供には解かり辛いし大人にはつまらなさすぎる。」
「まあ、あんなものじゃないの。ただ何の脈絡も無く最後に女の子が竜に変身するのは納得できん。ただものでは無さそうな伏線はあったけど。」
いずれにしてもかみさんの言うように中途半端でしっくりこない。
かみさん曰く「ハヤオの息子の作品らしい。」
えっ、そうだったのか。なんとなく納得。


帰宅後ベッドで睡眠導入剤代わりにTVを点ける。
チャングムの誓い】をやっていた。時々観る事があるが途中が抜け落ちているので事細かには展開が解からない。それでも大筋はわかる。終わった後のタイトル曲が朝鮮独特の節回しで楽しいのである。意味は全く解からないが女の子の声で、
「アラリアラリアリラヨ〜。」つい口真似してふきだしてしまう。


そんな訳で今日はまだ眠い。
こんなにグータラしていたら、あっと言う間に9日が過ぎてしまうだろう。毎度の事か。