人生の楽しみとは?

会社から支給されるクリスマスケーキも家は22日に早々と貰い既に食い尽くしてしまった。
帰宅するなり「ケーキが食べたい。」とかみさん。
「昨日食ってまったが。」名古屋弁まるだしで私。「買いに行くか?お金無いけど。」
「いいわ…。」
「お父さん、何が楽しくて生きているの?」
「お母さんの喜ぶ顔と子供達の成長を楽しみに生きているんじゃないか。」如何にも白々し過ぎたかな。
「それじゃあホテルのクリスマスディナーに連れてって。」
来た来た。「高いだけだぞ。… 普段の外食を止めたら年1回くらい連れてったる。」
「よその人は何万円もするクリスマスディナーに連れてって貰っているのに。 私って本当に安上がりだったんだね。」
「あれほどスキー三昧しておいてからに、よくそんな事が言えるよ。スキーやらなかったら毎月でもクリスマスディナーに行けたぞ。」
「それとこれとは別問題。」
どうやらテレビで豪華なクリスマスディナーのニュースでもやっていたらしい。
家族全員が揃っていないとご馳走を作るはりあいも出ないらしく、今日はローストチキンの代わりに手羽先。サラダと煮物と夕べの残り物。
末っ子のS司を猫っ可愛がりしていたので、事ある毎に寂しさに襲われるらしい。来年からT哉も学校の寮に入るらしいし。
父親は割りと覚めていて居なくなっても直ぐ慣れるが母親はそうは行かないらしい。
あまりにも元気が無いので、食事の後かみさんの為にお菓子を買いに行く。
でもマーケットは今日は何も残っていない。明日のエサ(御在所での)だけ調達して帰る。
「ケーキは?」
「なーんも残っとらんかった。」
かみさんは残り物のお菓子をやけ食い。よく食うくせにちっとも太らん。ダイエットに苦しんでいるお姉さま方にはさぞ羨ましい事だろう。実際私より沢山食べます。ストレス発散の為にやけ食いしても太らないのは幸せな事かな。