2005-06-12から1日間の記事一覧

伊吹山

列車の停車でふと目覚める。開いた扉から冷たい風が吹き込み、暖房にほてった頬に心地良い。 車窓に目を遣ると、日暮れの残照を覆い隠すように、大きな山のシルエットがドッかと聳えていた。 数人の若者が乗り込んできた。映画の世界から抜け出たようなスキ…