百日紅自慢

どう見ても他所様のものより豪華。花数が多いです。
朝から晩までクマンバチがブンブン。蜂の数も他所より多そうです。
クマンバチを狙ってかカラスも傍若無人な振る舞い。野良猫もやってきてまるで自分の家のように振舞っています。
「お前らの家じゃない! 家賃よこせ!」

うな川 異変

6時半にS司をK駅でピックアップ、そのまま【うな川】へ。
途中さほどの渋滞も無く7時には到着。駐車場の車も疎らですが先にS司を降ろし少しでも早く受付を済ませます。
車を停めてから店内に入ると席待ちのお客さんも居らず、既にS司は席についています。
全員席に着いてから注文、鰻重3つ。
暫くおしゃべりしながら待っていると運ばれて来ました。見た目はさほど大きな重箱ではありませんが丸ごと一匹収まっています。
粉山椒を振り掛け右手前の尻尾からパクリ。うん【うな川】の味です。ほどよく脂を落とした身が表面パリッ、中ふんわり。
食べ進むにつれ塩味が強い様に感じられます。ご飯にかかっているタレが多いような。
S司はさほどでも無いようですが、かみさんも辛いと言います。
それに一匹の真ん中辺りは思ったより身が分厚く、それが胸鰭近く(頭に近い所)まで続いています。脂臭いという程ではありませんが、あまり脂を抜いていないのでは?
まあ並みの店よりは旨い方ですが、今までのような丁寧さが無くなったと言うか、手抜きとは言わないまでも少々雑になったような気がします。外側からの見た目は綺麗なのですが身を嚙み切ったその断面が以前のような真っ白ふんわりじゃないんですね。尻尾の方はそうでしたから焼きが甘い訳ではなく、やはり脂が抜けていないのでしょう。大抵の人はそんな事気付かないのかもしれませんが、丁寧さが無くなったようで残念です。タレがかけ過ぎなのも丁寧さが足りない結果かと思います。まあ若い人には辛めの方が好みなのかもしれませんが。
鰻重でなく丼ならタレのかけ過ぎはないのかもしれませんが、やはり焼く前の鰻の状態が気になります。
今日なんて夕食時とは言え平日。席待ちのお客さんが並ぶほど混んでいる訳ではありません。職人さんが変わったのかあるいは旦那の代が変わったのか? 今までの丁寧さが少し雑になったようで本当に残念です。最近よく流行っているのでそれに胡坐をかくようになってしまったのか?
かみさんもかなりがっかりしています。昼間のえびせんの里の値上げで気落ちしていたのに、それに畳み掛けるような感じで。
「あ~、もう鰻も行く所が無くなってしまった。」なんて言っています。
郡上の魚寅や美濃錦ならまだ大丈夫かと思いますが、往復の時間とガソリン代が・・・。
美濃錦の鰻重は一人前鰻1.5匹分だったなあ。それならガソリン代使っても良いかな? 魚寅の山葵で頂く鰻も捨てがたいなあ。
来年もう一度【うな川】で上丼を頂いてそれで様子見するかな?

今日の出来事

今朝、かみさんが「今日の鰻、行けなくなった。」
お昼に二人で【うな川】へ行く予定だったのですが、ヒロ君が熱を出して預かる事になったそうです。
史クンを保育園へ送って行きその帰りに連れて来るものと思っていたらかみさん一人で帰ってきました。
「ヒロ君は?」
「お兄が病院へ連れて行ってる。」
居ないと判ると拍子抜け。いつも「お守なんて面倒だ。」なんて言いながらも、心待ちにしている自分に気付きます。
デカTVで紫陽花剪定のYOUTUBEを見ているとT哉がヒロ君を連れて来ました。「コロナじゃないみたい。」だそうです。
その後はヒロ君がデカTVを独占状態。いつもお兄ちゃん(涼ちゃん)にチャンネル主導権を握られていますから、偶にはこんな日があっても良いでしょう。
かみさんに任せて私は紫陽花剪定の実施。来年の花芽を残してバッツンバッツン。一度庭に出るとそれだけでは済みません。花の終わったアバカンサスの花径を根元からバッツンバッツン。目立つ雑草も抜き取ります。ほどほどに切り上げてヒロ君と一緒にYOUTUBEドラゴンボールなんぞを観てしまいました。
昼食後、洗濯物を片付けてからまた二人でデカTV。今度は録画してあったアイガーです。何度見てもカッコ良いですね~。
ヒロ君の咳が治まらないのでかみさんは飴を買いに。なんでも普通の飴だと飲み込んでしまうといけないからとスティック付きの飴を買ってきました。それを舐めながらデカTV。
そのうちMちゃんがヒロ君のお迎えに。意外に早くて拍子抜け。もっと遅くても良かったのに。
Mちゃんたちを送り出すと、今度はかみさんが「オアシス行きたい。」 刈谷のハイウェイオアシスの事です。
実は昨日かみさんは名古屋場所に行って来たそうです。そのチケットを頂いた方にお返しを買いに行きたいのだとか。
そして、「アクアのガソリン後2目盛りしか無いから軽で行く。」と宣う。「じゃあついでだからアクアのガソリンも入れるわ。」
アクアの給油後ハイウェイオアシスへ。当然お使い物以外に家用の物も。まずは赤福。そしてえびせんの里の多幸煎餅。
ギョギョギョ、なんと多幸煎餅が 1,620円にもなっています。つい先日は 1,080円だったのに。
「もう多幸煎も買えなくなった。何の楽しみも無くなってしまった。」「いくら何でも600円も一気に上がるなんて考えられない。」
相当ショックだったようです。「月に一度の楽しみだったのに。」かなり恨めし気です。
帰りの車の中でも怨み言が続きます。
「確かにあの上げ率は無いわなあ。じゃあ安いものにすれば良いじゃん。」と言いますが、かみさんにはその選択肢は無いようです。気に入ったもの以外は食べないかみさん、私のように貧乏舌ならどんなにお廉いものでも美味しく頂けるのにねえ。
「1,000円のものを上げるならせいぜい100円しか上げちゃあいかんわ。」いつまでも恨み節が続きます。かと思ったら、「そうだ、2ヶ月に一回にすれば良いんだ。」なんとまあ切り替えの早い事で。
かと思えば「食べるものは値上げなんてしちゃいかんわ。」・・・まだ言っています。
「食料品扱っている人だって今より良い生活したいでしょ。誰だってそうなんだから値上げは仕方のない事。今までデフレで物価が上がらなかったんだから、その間好い生活が出来たと思わなくっちゃ。」「三好餅だって昔は一個60円だったんだから。」
「それっていつの話?」
「半世紀前。」と言って気付きます。50年で2倍少々しか上がっていない事に。
「多幸煎、一ヶ月で倍近くだよ!」
やはりこの上げ率は有りませんよねえ。

値上げ続きの昨今ですが赤福は上がっていませんでした。それでも赤福より三好餅の方がお値打ちです。
「じゃあ次から赤福止めて三好餅にするか?」
赤福の餡子が好きなの!」
そうです。赤福の餡子は旧来の和菓子同様【むきあん】です。口当たりから違います。貧乏舌の私は粒あん好みですが、それでも【むきあん】の上品さは解ります。それを田舎大福に求めたらいけません。比較する土俵が違うのですから。
くどいですが貧乏舌のtanuoさんはその田舎大福も大好きなんですね。まあ今の世の中B級グルメなんて言葉もありますから、B級にはB級の趣があるとでも言いましょうか・・・。

帰宅後は普段とは違う美味しい煎茶を淹れてやけ食い。赤福一気に3個とえびせんの里。余程腹の虫が治まらなかったのでしょう。
そうそう、昼に食べ損ねた鰻、夕食にするそうです。「夕食なら上丼じゃなく鰻重にしたい。」
それを聞いて懐を警戒すると、「お父の誕生祝いだからS司に出させる。上と重の差額だけ出して。」
それでホッと胸を撫でおろすtanuoさんなのでありました。
S司が帰ってからだと混んでるんじゃないかな? この時期予約は受け付けてくれないし、駄目だったらまた機嫌を損ねそうだな~。

いつかある日

昨日は田立。2年ぶりです。
往路樹林帯を登りながらIお母さんとおしゃべり。この辺りは、津軽ヒバ、木曽檜、吉野杉で代表される日本三大美林のひとつであることから檜の話。そこからどんなに努力しても檜にはなれない翌檜(アスナロ)、井上靖の【あすなろ物語】へと話が飛んで行きました。
本日朝から昨日の記事をアップしていて、あすなろ物語の作者って本当に井上靖だったっけ?
同じ井上姓でも井上ひさしってのも居たし、年食うと記憶が朧げでいけません。
そこでネットサーフィン。(今時こんな言葉は死語ですかね?)
あっ、合ってました合ってました。そうです、井上靖は山屋の間では【氷壁】でも有名だったのでした。今でこそナイロンザイルは岩角で簡単に切れる事は常識ですが、当時は切れる事は無いと信じられており大問題になった事件を題材にした小説でした。
そこでつい井上靖の【あすなろ物語】について調べて見ると、私の記憶違いなども次々発覚。ホント、人の記憶なんてあてになりません。
しかし当時自分自身を愕然とさせた一節を再度目にしてまたもや後ろめたい気分に。齢72になろうとしている者にとってもう手遅れなのは解っていますが、私の人生「明日はなろう。」と努力すらして来なかった事を思い知らされます。ホント、翌檜にさえなっていませんでした。
氷壁】から山での事故死を思い浮かべ、そこから古い歌を思い出します。

 いつかある日、山で死んだら、古い山の友よ伝えてくれ~♪

フランスの登山家ロジェ・デュプラの詩をかの深田久弥が訳しダークダックスが歌ったものです。
私が山に嵌っていた頃には中沢厚子さんが歌っておりテレビやラジオがその宣伝で耳タコだった事を思い出します。
冒頭に続く歌詞が、

 母親には、安らかだったと、男らしく死んだと父親には~。
 伝えてくれ、愛しい妻に、俺が帰らなくとも生きてゆけと~。

当時もそうですが、改めて笑っちゃいますね。山で事故死して安らかな訳ないでしょ。事故処理で他人に迷惑かけて男らしい訳無いでしょ。あんたが死んでも、嫁さんはきっと後追い自殺なんてしませんよ。生命保険金貰ってさっさと別の男と暮らし始めますよ。
あまりに阿呆らしい歌詞に大嫌いな歌でもありました。合宿のテントの中でも誰一人としてこんな歌を歌うバカはいませんでした。
ネットで井上靖を調べた事からついバカバカしい事を思い出してしまいました。皆様もどうぞご一緒に笑ってやって下さい。
しかし最近山の事故多いなあ。

よう降りますなあ

6月末に早々と梅雨明け。
ええ、まあ7月2日の土曜日までは灼熱地獄でした。おかげさまで御在所通いも2週空けだけで済み、2日土曜日は炎天下の本谷Hikeを楽しんで来れました。
その後、日曜月曜そして本日火曜もずっと雨。台風4号の影響とは言え、やはり梅雨のような天気が続いています。今週はずっと雨模様のようです。
洗濯物が部屋干し(実際は風呂場)になるのでパリッと乾きません。ジメジメと鬱陶しいですが暑くないのは好い事です。
そうそう、雨のおかげで庭の水遣りが端折れるのも好都合。手間もそうですが水道代の節約にもなります。かといって水遣りで汗をかかないのは身体には良くないんですね。
まあ何事も良い面があれば悪い面も有り。どちらに転んでも良い面だけを見ていれば人生全てHappyです。

雨の庭に目を遣れば、つい先日咲き始めた百日紅が凄い事になっています。もう花だらけ。花穂の先の方はまだまだ蕾がいっぱい付いていますから、これからもこの勢いで咲き続けるのでしょう。なんたって100日って漢字を当てているくらいですから3ヶ月以上は咲き続けます。例年10月くらいまで咲き続けていますし。
家のは真っ赤な紅色じゃなくピンクですから百日桃色ですかねえ。
その百日桃色、既に散った花弁で樹下がドピンク色。これだけの勢いで咲き続ければそりゃ地面もピンクに染まります。
昨年秋にテッポウムシの穴と排泄した木屑を発見し、キンチョールEスプレーを穴に注入、少し離れた所の穴からその噴射が出て来るのを確認しました。これが奏してより一層元気になったのかもしれません。

紫陽花もそろそろ終わりかけ。まだ花が残っているくらいからの剪定がお勧めだそうなので、雨が上がったら選定に精を出しますか。

Postscript
土曜日夕方から孫守り。かみさんからビニルプールを造るように言われてましたが、黙っていたら子供達から要求が無かったのでパス。
翌日曜は朝から雨。あんなデカイ物膨らませないで正解でした。駐車場は占領されてしまうし、今週一週間はずっと雨だし。片付けるに片付けられません。アンパンマンジャングルジムの組立、解体だけで済んで良かったです。

梅雨明け

だそうですが、どうせ7月中頃には局地的にとんでもない豪雨に見舞われるんでしょうね。たとえ気象庁が梅雨明けと宣わっても身を守るのは自分自身。常に周りに注意を払ってリスクヘッジしながら生活して行きたいものです。
とは言え連日の猛暑、いよいよ夏である事を実感します。我家の庭も夏模様。

大きく膨らんだ蕾がわんさかと付いている百日紅、今朝見たらあちこちで綻んでいます。やっと咲き始めましたか、後数日で7月ですもんね。

アバカンサスも今が最盛期。庭のあちこちで咲いています。植えた人が節操が無いものですからあちこちに散らばっていてホントまとまりのない庭です。

ガクアジサイは未だ続けて濃い赤や青紫の花を付けていますがちょっとどぎつ過ぎます。反して【隅田の花火】は鮮やかさがなくなり地味~な色に。花自体は普通の紫陽花より長持ちすると言いますがねえ。確かに花火様の飾り花は相変わらず綺麗です。

玄関先の【イチゴの木】、枯死の危機にある隣の躑躅とは打って変わって凄まじい樹勢です。刈っても刈っても伸び放題、花芽を残すようにして適度に散髪し続けています。秋に実る苺様の赤い実が孫達には良い玩具なので、かみさんが残すように言うものですから。

春に花を付けた鉢植えの花柚子、一丁前に実が付き大きくなっています。中には栄養不足で小さいまま黄色くなり落ちてしまう実もありますが、今のところこのでかいのは順調に育っています。柚子胡椒出来るかな?

朝の水遣りついでに散水してもすぐにうだるような暑さ。いよいよ辛~い夏です。ああ避暑に出かけたい。

今日は植替え

玄関先、郵便受け手前の植栽、シャリンバイの前に変わり種の木が植えられていました。庭を造り直した時にその業者が外構もやり直してくれて、その時に植えられたものです。ちょっと洒落た木で名前はグレビレア・ガウディ・チャウデイ。葉っぱ、花ともに特徴的で南国のものであることは察しがつきます。
何とも長ったらしい名前ですが、バルセロナに在る、かのサグダラ・ファミリアの設計者アントニー・ガウディに引っ掛けて、「ガウディと違うで~。」→「ガウディ、ちゃうで~。」と言う覚え方をすると、頭のグレビレアも意外にすんなりと覚えられます。
この木は勢力が強く、水遣り無しの天水だけでも凄く元気で、ピンコロ石で組んだスペースから枝が大きくはみ出しそれが道路に被さるように垂れ下がっていました。少々刈払っても勢いは全く衰えず、ついつい度を過ぎる強剪定に。それでも全く樹勢は衰えず。一昨年の秋思い切ってかなりの強剪定を施したところ、昨年はあまり新芽が延びませんでした。チョットやり過ぎたかなとは思いましたが、一年待てばまた元気になるだろうと高を括っていたのですが、今冬には葉っぱを全て落とし、春が来ても全く新芽が出ません。それどころか枝を曲げるとポッキリ。完全に枯れていました。元気だからと強剪定を繰り返すとこんな事になってしまうんですね。大きく反省。
その後をどうしようかと考えていたら、かみさんが南面のチェリーセージをここに植え替えろと言います。丁度ここの植栽は、端からコルディリネ、チェリーセージ、コルディリネ、カルミア、コルディリネ、ガウディチャウデイ、シャリンバイ、と並んでいたので、ガウディの跡にチェリーセージを植えても全く変ではありません。
そして南面のチェリーセージの跡に隣地境界にあるジャーマンアイリスを移植しその跡にミカンかユズの鉢植えを露地植えにしようと。
鉢植えからの移植はもう少し先にするとして、枯れたガウディの掘り起こし、そこへチェリーセージを移植、そこへまたジャーマンアイリスを。と玉突き移植です。
根切り。掘り起こし、施肥、移植、埋め戻し、水遣り。は~草臥れ申した。
終えてからはシャワーに直行。早めにラガーを頂きホッと一息。
雨、降らないね~、明日もこんな天気かな? じゃあ山へ行っても良かったかな?