今日は植替え

玄関先、郵便受け手前の植栽、シャリンバイの前に変わり種の木が植えられていました。庭を造り直した時にその業者が外構もやり直してくれて、その時に植えられたものです。ちょっと洒落た木で名前はグレビレア・ガウディ・チャウデイ。葉っぱ、花ともに特徴的で南国のものであることは察しがつきます。
何とも長ったらしい名前ですが、バルセロナに在る、かのサグダラ・ファミリアの設計者アントニー・ガウディに引っ掛けて、「ガウディと違うで~。」→「ガウディ、ちゃうで~。」と言う覚え方をすると、頭のグレビレアも意外にすんなりと覚えられます。
この木は勢力が強く、水遣り無しの天水だけでも凄く元気で、ピンコロ石で組んだスペースから枝が大きくはみ出しそれが道路に被さるように垂れ下がっていました。少々刈払っても勢いは全く衰えず、ついつい度を過ぎる強剪定に。それでも全く樹勢は衰えず。一昨年の秋思い切ってかなりの強剪定を施したところ、昨年はあまり新芽が延びませんでした。チョットやり過ぎたかなとは思いましたが、一年待てばまた元気になるだろうと高を括っていたのですが、今冬には葉っぱを全て落とし、春が来ても全く新芽が出ません。それどころか枝を曲げるとポッキリ。完全に枯れていました。元気だからと強剪定を繰り返すとこんな事になってしまうんですね。大きく反省。
その後をどうしようかと考えていたら、かみさんが南面のチェリーセージをここに植え替えろと言います。丁度ここの植栽は、端からコルディリネ、チェリーセージ、コルディリネ、カルミア、コルディリネ、ガウディチャウデイ、シャリンバイ、と並んでいたので、ガウディの跡にチェリーセージを植えても全く変ではありません。
そして南面のチェリーセージの跡に隣地境界にあるジャーマンアイリスを移植しその跡にミカンかユズの鉢植えを露地植えにしようと。
鉢植えからの移植はもう少し先にするとして、枯れたガウディの掘り起こし、そこへチェリーセージを移植、そこへまたジャーマンアイリスを。と玉突き移植です。
根切り。掘り起こし、施肥、移植、埋め戻し、水遣り。は~草臥れ申した。
終えてからはシャワーに直行。早めにラガーを頂きホッと一息。
雨、降らないね~、明日もこんな天気かな? じゃあ山へ行っても良かったかな?

田舎の夜

数日前から変わった鳴き声が聞こえます。
キョンキョンキョン・・・・・」
一鳴き毎に間を置いて際限無く鳴き続けています。暫くするとその間が無くなり続けてキョンキョンキョン・・・と鳴いてから暫くの間鳴き止みます。
そしてまた「キョンキョンキョン・・・・・」とずっと鳴き続けます。
これが夜通し。
就寝前、ベッドに寝転び iPadで、【初夏の夜に鳴く鳥】で検索しましたが該当する鳴き声は見つかりませんでした。諦めて眠りに就きました。
夜中に目覚めた時、やはり鳴いていました。おいおい徹夜かよ!

明け方夢現の中、「キョンキョンキョン、トッキョキョカキョク・・・」
あれ~? ホトトギスだったの~?
net検索のホトトギスの鳴き声はあの典型的なトッキョキョカキョクしか収録されていません。上手く鳴くために徹夜の特訓でもやっていたのかな?

田舎の夜はちっとも静かではありません。暫く前まではカエルがゲーゲー。その鳴き声が最近聞こえませんが、一体どうしちゃったんでしょう。
シラサギ、アオサギが周りの田圃で餌を漁っているので皆食べ尽くされてしまったのでしょうか?
カエルのゲーゲーが聞こえなくなったら今度は謎の鳥の鳴き声、煩いけれど暴走族の車の爆音よりはマシか?

今日は梅雨空

まだ降ってはいませんがどんよりとした曇天。
リビングから庭を見ると雑草が目立ちます。特に砂利の中は殊更に目立ちます。
それで外に出て毟り始めると次々と目に付き、限が無くなってしまいます。
でもまあ今日はこんなお天気、水遣りが端折れるのでラッキー~。
春の花が終わり一挙に寂しくなった庭ですが、この季節なりの花が咲き始めました。
他所では既に咲いている紫陽花、我家のは住人同様ワンテンポ遅れてやっと咲き始めたところです。
墨田の花火が咲き始め、

追うように額紫陽花。

そしてアガパンサスも。

夏の象徴のような百日紅も蕾が大きく膨らんでいます。

アブラムシの集中攻撃に会いながらも、それをものともせずに頑張っています。
蟻やアブラムシ、そして一見被害を受けているだけのように見える植物、全て生態系のバランスの中で命を繋いでいるんですね。
むやみに何かを絶滅させると意外なところでとんでもない事が起こります。まだまだ人知の及ばない事ばかり。何かの勢力を抑えるのもほどほどにしておかないと、とんだしっぺ返しを受ける事になります。アブラムシ退治もほどほどに。それでもこうやって百日紅の蕾は大きく膨らんでいます。

甘党

昨日は久しぶりにシャトレーゼへ。
甘党のかみさんは時々無性に甘いものが食べたくなるそうです。そうなると居ても経っても居られず何が何でも食べない事にはどうにもならないようです。
昨日も我慢できず、普段ならあまり手を出さないシャトレーゼでも良いから買ってきてと宣います。
口の肥えたかみさんは、何かのイベントでは必ずP.P.(Pierre Precieusu)、普段ならSweet of Oregonなどのちょっとお高めのケーキ屋さんなのですが、昨日のように切羽詰まって来ると店舗に拘らなくなります。かと言って、「じゃあ砂糖でも舐めておけば良いのに。」なんて言うと怒りだします。
尤もシャトレーゼも最近は普通のケーキ屋さんと遜色のないクオリティーになっています。一昔前はそれこそ駄菓子に毛が生えたようなものでした。お値段も100円台でしたから無理も有りませんが。それが最近は300円台が中心となっており、このクオリティーなら市井のケーキ屋さんよりかなりお廉くその分パフォーマンスは高いです。最近はコンビニスイーツもクオリティーが上がっていると言いますが、それらよりはずっと一般のケーキ屋さんに近いクオリティーで、お値段だけがコンビニスイーツ並みってところでしょうか。
まあ貧乏舌の私にすれば、P.P.のケーキも昔の100円台のシャトレーゼケーキも同じようなものなのですが。
昔のシャトレーゼで思い出しましたが、タカラブネってなくなっちゃったみたいですね。シュークリームが80円で凄くコスパが良かったのに。
かみさんが高校生の頃、朝明の帰りに菰野にあったタカラブネでシュークリームを買った事があります。翌日通院だったのでお世話になっている病院の人達に何かお土産を持って行きたいような事を言っていたので。母親の病気の事も有り、子供の頃からずっと通っていたそうです。
ええかっこしい】の私は「じゃあワシが買うちゃる。」といくらだったかお札を出したら、シュークリームが一抱えもある大きな箱にいっぱい。いやそれくらい安かったって事です。
このタカラブネ、調べたらやはり一度は倒産したそうですが、今は神戸不二家の傘下で同じタカラブネブランドで営業しているそうです。当然店舗数は激減しているでしょうが。
タカラブネが姿を消した頃にシャトレーゼが現れたように思います。フェードアウトとフェードインが重なっていて貧乏舌の私が偶に食べるには上手く切り替わってくれたようなものです。確かタカラブネにも苺ショートがあり、それも80円だったような・・・。

で、昨日のシャトレーゼ。かみさんはお昼の支度があるから私に買って来いと。ケータイにLINEで写真くれましたがな。

しめて 1,403円。
甘党の人は切れ易いそうでそれを鎮める為に身体が甘いものを欲しているそうです。実際切れている人に甘いものを与えると興奮が治まるそうです。まあ精神安定剤ですわなあ。薬代と思えばそう高いものではありません。ただ、保険が効かないのには困ったものです。


書いていて変な事を思い出しました。自分の事をワシと呼ぶのは現役の頃の癖です。当時の山仲間は皆自分の事をワシと呼んでいました。いや正確には【ワァシ】です。ワタシとワシの中間的な発音ですね。不思議なもので今では全く使っていませんが、昔の山仲間の顔を見ると何故か皆【ワァシ】と言います。条件反射でも無いでしょうが本当に不思議なものです。

ビールの味

先日頂いたキリンラガー、取り敢えず冷蔵庫に入れ、先ずは冷えている金麦から。
翌日やっとラガーを頂きました。折角なのでグラスに注いで。
一口グビリ。「ん?」雑味が強いです。「ラガーってこんなに雑味があったっけ?」折角グラスに注いだのに。
今のラガーはラガーもどき、生ですからラガーな訳ありません。味だけ昔のラガーに合わせているのでしょう。だとしても昔より雑味が増えたなんて考え難いし。
しかし飲んでいる内慣れてきたのかあまり感じなくなりました。
そしてその翌日、余っていた金麦を頂きます。その瞬間、「甘っま~!」ちょっと気持ち悪いくらいです。
昨日のラガーに慣れてしまい、他のものを甘く感じてしまうのでしょうか?
そう言えば最近のビールやビールもどきはお米を使っているのもあるんですね。誰かが「甘くて気持ち悪い。」なんて言っていた事を思い出しました。
その流れで最近のものは皆甘くなっているのかもしれません。それに慣らされていたのに久々にラガーを飲んだ為に昔の味覚が思い起こされ、甘さに違和感を感じてしまったのかも。

げにあてにならぬは人の味覚。かと思えば意外なほどに鋭敏であったり。
私の味覚も全くいいかげんですこと。

久しぶりの雨

土日とも雨と聞いていたのに、それもそこそこの降りと聞いていたのになかなか降り出しませんでした。
昼過ぎにポツポツと来たかと思ったらまた直ぐに止んでしまい・・・。
雨を期待していたかみさんはクリーニングに出すのを躊躇していましたがとうとう諦めて出す事に。行きつけのクリーニング店、雨の日には【雨の日チケット】なる割引券を配布してくれるんです。たとえ少額の割引でも「塵も積もれば・・・」なので、主婦の本領を発揮してくれている訳です。Ah never the Less、チケット貰えるかどうか微妙な天気。
夕方、止んでいるかと思って外に出たらポツポツと。やっと降り出したかな? しまったもう少し待つべきだったかな?
この半端な雨の中、ホトトギスはずっと鳴き続けています。ほんとしつこいくらい。まあ家の中に居ればあまり気にならない声量ですが。
降り出したところで玄関の窓を閉めます。その手前に置いてあるスパティフィラム、蕾が大きく伸びているのに気付きました。毎年忘れずに咲くのですね。
そう言えば庭のアバカンサスも蕾が大きく膨らみもう直ぐ咲きそうです。サツキがほぼ終わりかけ、それにバトンタッチするかのようにすっかり準備が整っています。
一時ボコボコと大きな花を付けていたタイサンボク、一通り咲き終えた後は小康状態となり第二ラウンドに入りかけています。第一ラウンドで50個ほど咲きました。次はせいぜい20-30個くらいかな?
スロープ前のレモン、昨年冬に植えたものですが一向に新芽が出ず、かといって枯死してしまった訳でもなさそうなので様子見していました。それが蕾をいっぱい付けて現在開花中。新しい葉が全く出ていないのに古い葉だけの光合成でこんなに花を付けるものなんですね。ちょっと不思議。この後新芽が出てくれるんでしょうか? まあダメだったら鉢植えのユズをここに移植する事にします。このユズも今冬買ってきたものですが、そこそこ葉っぱを出し花を付けそれが今果実になろうと大きくなりつつある所。露地植えにすればもっと大きくなるでしょう。

まだホトトギスが鳴いています。もう直ぐ7時、辺りは薄暗くなってきました。フクロウの仲間以外の鳥は皆鳥目で暗くなると何も見えなくなるんじゃなかったのですかね~? あっ、ナイチンゲールも夜鳴くんですね。夜啼き鶯でしたっけ。

初鳴き

先週の御在所、卯の花は満開だったのにホトトギスの声は全くなし。
T尾さんの話では、最近はあまり聴かなくなったとも。
すわ、鈴鹿ホトトギスは絶滅の危機? なんて思ってみましたが、そんなことは無いでしょう。
昨日、自宅でホトトギスの声を聴きました。遠くからの声ですが確かに「テッペンカケタカ、トッキョキョカキョク・・・」
そして本日、朝から遠くで近くで「トッキョキョカキョク・・・」しつこいほどです。
そうそう、この辺りは昔から鳥獣保護区に指定されていたのでした。
向かいの田圃にはアオサギやシラサギが頻繁に餌を摂りに来ています。偶に見た事も無いような鳥もやってきます。餌となる小動物、主にカエルですが、こいつは家の庭にまでテリトリーを広げています。
モグラに庭を荒らされるのが困りものですが、その捕食にイタチもやってきます。シマトネリコの木にはカブトムシがよくやってきます。それを狙って来るカラスの傍若無人さには閉口しますが、それも豊かな自然の一部とみればこんなに住み易い所である事に感謝の念がわいてきます。
そうそう暫く前からキジがよく鳴いています。声はすれども姿は見えず。最近は姿をあまり見せなくなってしまいました。こちらに住むようになった頃はよく家の庭をキジのつがいが散歩していたものです。かと思ったら田圃の横の道を歩いていたら、ポーンという大きな音と共に2mほど垂直離陸、そしてバサバサバサと水平飛行。こんな離れ業もよく見たものです。さすがに「ケンもホロロ」の実演まではお目にかかっていませんが。
カッコーの声ももうじき。いや御在所では既に鳴いていました。街中のカッコーは夏の風物詩。やはり暑くなった時期、まだ涼しい朝の内に朝寝坊のまどろみの中に聴こえてくるのが情緒豊かでよろしいかと。

アシナガバチの動きも活発になってきました。でも1匹の単独飛行ばかり。昨年あちこちに出来た巣を徹底的に排除したおかげでしょうか。孫への危害を避ける為にやった事ですが、その所為かアリとアブラムシが例年より多いように思います。世の中何もかもが微妙にバランスを取りながら生きているんですね。

カッコーやホトトギスに托卵されてもウグイスは毎年初春を告げています。ウグイス絶滅の前に托卵者の方が先に絶滅します。御在所のホトトギス減少もウグイス増加に伴いまた増加傾向に移ると思います。
一時悉く見られなくなった御在所のササユリも近年は本谷上部で増加傾向が見られます。やはり自然は脆弱ではなく頑健なものです。