49inchの画面で

新たに買った49inchのTV、お風呂テレビ(UN-JD15T2)で録画したものも観れるらしいです。
いつも遅い夕飯を摂りながらお風呂テレビの15inch画面で録画したものを観ていました。一昨日の月曜、BSプレミアムの【日本百名山】は我が御在所が取り上げられていました。いつも通り15inchのモニターで観ながら、「大画面で観るとどんな感じがな?」なんて事を思い浮かべ、消去せずに残して置きました。
そして翌日昼間に49inchTVで観てみる事に。しかし再生できません。かみさん曰く、「機嫌の良い時と悪い時がある。機嫌のよい日に見ればちゃんと観れる。」なんて宣います。
そして本日、「今日は機嫌良さそうだから観れるかもよ。」
早速観てみると、おお、ちゃんと再生してくれます。まだ新品なのに機嫌に左右されるようなTVは困りものです。理由はよく解りません。民放は問題ないそうですが、NHKは有料なので何か小細工しているのかもしれません。
もうひとつこのTVの不親切な点。お風呂テレビの方は録画しながら追っかけで再生できます。あまり大きな声では言えませんが、BSの契約をしていないと【受信機設置の連絡のお願い】と言うメッセージボックス(黒地に白文字)が画面左下に大きく表示されます。これが表示されていると滅茶苦茶見辛いですが録画したものの再生時には表示されません。それでよく録画しながら追っかけ再生で観ています。違法性を問われると困るので記しておきますが、既に連絡済のもの(寝室に設置のTV)には表示されず、他の3台には全て表示されますが、観るのは我家の人間だけ。観る場所毎にTVが変わっているだけなのに受信機全てに聴取料を払うのは納得いかないのでこうなっています。それに我家はTV自体あまり観ません。私なんて週にせいぜい3時間くらいです。受信機全てにつき徴収なんて言うのなら先に聴取時間の従量制にして欲しいです。もっと詳しく言うとNHKは週に2時間しか観ていません。

前置きがまた長~くなっちゃいました。本題の大画面の迫力は?
あまり変わりませんね。小画面でも近くで観れば画角は大きくなります。大画面でも離れて観れば画角は小さくなります。結局人が見る場合観る側の嗜好に合わせ一定の画角になるように画面との距離を決めます。大画面のメリットは大人数で観るために距離を離す事ができるって事だけです。我家のように殆どパーソナルTVとしてしか観ていないのでは全くメリットは感じられませんでした。んじゃ何で買ったん?・・・そうか孫達の為でした。
そして御在所の内容は? 2020年8月に放送したものの再放送との事。観たかどうか全く記憶に御座いません。観てたとしても2年も前では完全に忘却の彼方に消え去ってて当然ですね。なんたってtanuoさん、老人性痴呆症がかなり進行してますから。

Post Script
録画しながら追っかけ再生なんてストリーミング再生ですね。
お風呂テレビの録画データをどうやって49inchTVに繋いでいるのか? お風呂テレビのレコーダ部はnetに繋がっていないのでモニター部とのI/F(ビデオ信号を小電力の電波で)と同じものを受信しているものと思われます。この接続が、レコーダ部で完全に録画し終わったものでないと動画データファイルと認識できないのかと思います。ですから、49inchTV自身で録画中の物は追っかけ再生できるかもしれません。よし、今度やってみよ。とか言いながら結局はやらないんだろうな。TV自体tanuoさんにとってさほどプライオリティ高くありませんから。

父の日?

プレゼントが届きました。依頼主はかみさん。
私ゃかみさんの父親ではないのですがね~。まあ母の日のプレゼントも私が送ったので、我々夫婦はお互いがお父さんお母さんなのでしょう。
そう言えば何か言ってました。「マスドリで良い?」とか。何の事か解らず「マスドリ高いから安いので良い。」と言ったら、「お父はキリン党だったからラガーね。」とか言っていたような・・・。
そして今宅配便で届いたのがこれ ↓

今は瓶ビールってあまり見かけませんね。若い頃は瓶ビール(633ml)を1カートン(20本)単位で買っていました。2カートン用意しておけば常時切らす事無く飲み続けられます。それに瓶ビールは必ずグラスに注いで頂きますから缶臭さもなく美味しく頂けます。銘柄?もちろん麒麟ラガー。
昔の人間はビールと言えば麒麟ラガーしか考えられませんでした。飲みに行ってもビールと言えば麒麟ラガー。これが常識だったんですね。
最近はビールと言えばアサヒスーパードライなのだそうですが、へそ曲がりのtanuoさんは未だにそれには馴染めません。ビールの味って若い頃の思い出が絡んでおり、そのほろ苦さも合わせて味わうものなんですね。最近は専らビールもどきの金麦ばかりですから、久しぶりのラガー、とっても楽しみです。
あ~、早く飲みた~い。

今かみさんから聞いたら、このビールはS司からのプレゼントだそうです。貯まっていたかみさんのPeyPeyPointを消化するためPeyPey支払い、それで依頼人がかみさんの名前になっていたと言う訳。
じゃあかみさんからのプレゼントは? 今テーブルの上に残っているどら焼きだとか。ちょっと有名店のものらしいですが、どら焼き一個とはねえ。千疋屋のゼリーいくらだったと思っているん?

受け取った。加工した。試してみた。

昨日netで注文したペール缶、本日受け取ってきました。
途中ダイソーに寄って穴あけ用の道具を探してみましたが適当なものはありませんでした。何もかも100円で済まそうなんて甘い考えは通用しませんわなあ。
ホームセンターに到着後、スマホで送られてきたメールを確認します。ふむふむ通常のレジではなく総合案内所へ行くのか。
そこでメールに記載されている注文ナンバーを提示して現品を受け取ります。ついでに工具売場へ行き穴あけ用の道具を物色。
ホールソーかリーマー、或いはシャーシパンチは? 適当なものがありません。ホールソーなんて木工用かと思うようなちゃっちいしかありませんしお値段の高い事!
タケノコドリルがありましたが滅茶苦茶高いです。結局大径ドリルの9mmΦを御用達。税込み506円。それ以上大きいのは在庫がありませんでした。
穴が小さい分穴数で補うしかありません。
帰宅後かみさんの目を盗み車庫でゴソゴソ。でもしっかり見つかっちゃいました。
「野焼きは駄目だよ。」
「野焼きじゃない。キャンプ用の焚火台だ。」ものは言いようです。まあ小規模野焼きになっちゃいますが。大量の煙さえ出なければご近所からのクレームも無いでしょう。実際ついこの前までは爺さんが枯木や枯葉を焼くのに結構大きな焚火をしてましたし。

加工を済ませ早速火入れ。
剪定した木っ端、枯葉を放り込み火を点けます。下部に空けた穴から空気を吸込み勢いよく燃えます。空気の吸込みが良いので煙もあまり出ずに勢いよく炎が上がります。
「こりゃ調子ええわ。」
庭木の下に積み上げていた木っ端を次から次へと放り込みます。一度に大量に枯葉を入れると炎が消えそれが燃え出すまで白い煙が大量に出ます。しかし少しづつ放り込めば殆ど煙を出さずに直ぐ炎を上げます。「うん、これならクレームは出ないでしょう。」
と言う訳で結構長時間に亘り木っ端の焼却。おかげで植木の下の草マルチも盛り上がりがなくなりました。
ペール缶焚火台、成績は良好です。まあ年間数回しか使う事は無いでしょうが、それでも燃えるゴミとして集積場に出すより楽ちんです。

ペール缶

隣の空き地、先日持ち主が草刈りに来て綺麗にしてくれたのですが、返って不便になってしまいました。
今までは植木の剪定で出た小枝や葉っぱを隣地の草叢に捨てていたのですが、それをするのが憚られます。今までなら日光を遮断して雑草の成長を阻害するという屁理屈も成立したでしょうが、今の状況ではもろにゴミを隣地に廃棄する事になってしまいます。
今のところは刈払った小枝や葉っぱを植木の真下辺りの地面に積み重ねて草マルチとしています。しかしこの調子で地面を覆い続けているとどんどん盛上がって行き始末に負えなくなってしまいます。
燃えるゴミとして出すのが普通なのでしょうが、町指定のゴミ袋代だけでもかなりの金額になります。それが定期的に続くとなるとドケチのtanuoさんには耐えられません。そして袋詰めと集積場まで持ち運ぶ手間、「いっそ敷地内で燃やしてしまえ。」と思うのは当然の成り行きでしょう。
かみさんは「耐火煉瓦で窯を造り枯葉枯枝でピザを焼け。」なんて言っています。「ピザ窯じゃなくてもキャンプ用の焚火台でも良い。」とも言います。
ピザ窯なんて造るのも大変だし一度造ってしまうと撤去も大変です。キャンプ用の焚火台もピンキリであまり小さなものでは燃やすのが追い付きません。大型になるとお値段もお高いです。
なにか適当なものは無いか? と探していたら煙の出難いロケットストーブの自作の仕方がYoutubeにアップされていました。結構沢山アップされていて殆どがペール缶を加工したものでした。
昔は一斗缶が結構流通していて(かなり大昔の話です。)灯油などは一斗缶で買っていましたが、それもかなり前からポリタンに置き換わっています。家の車庫にもまだポリタンがありますが今では無用の長物、灯油を買わなくなってもう10年以上経ちます。ポリタンでは物を燃やす窯にはなりません。早く処分しなくては!
ガソリンスタンド等はまだATFやエンジンオイルがペール缶で取引きされているので産廃として処分していますから、貰いに行けばくれるとは思います。でも付着したオイルを掃除してからでないと燃やせませんね。でなきゃ凄い煤が出てそれこそ近所迷惑です。
netで入手出来ないか調べてみるとあることはあるようですが、宅配して貰うと送料がかなりかかります。そりゃそうです、あんなもの空気を運んでいるようなもの。嵩だけで20Lあるのですから。

本日御在所通勤に出かけはしたものの日光川を過ぎた辺りから雨、木曽崎辺りでは結構な土砂降り。敢え無く断念して引き返したのでした。
帰宅後メールチェックやらなにやら雑務を済ませた後、またペール缶探し。
ホームセンターのHPを調べているとついに発見。
ロイヤルホームセンターってのがnet販売したものを指定店舗で受け取れるサービスをやっていました。これなら送料はかからないとの事。
このロイヤルホームセンターって確か長久手イオンの隣にあったんじゃなかったっけ? 店舗情報で探すと間違いありません。本拠地は千葉ですが長久手店で受取指定できます。解り難い注文方法を見ながらnetで発注、最短で明日から受取りできます。
やったね!
さて、後はちょっと加工して・・・、取敢えず大量に燃やす訳ではないのでロケットストーブじゃなくても良さそうだからそのまま焼却してみますか。

ファブリーズその後

昨日、百日紅の新芽に群がっていたアブラムシと蟻にファブリーズを噴霧した件ですが、本日確認したら何も変化なし。アブラムシは殆ど動かないので生きているのか死んでいるのかわかりませんが、蟻は相変わらずせっせせっせと動き回っています。きっとアブラムシの分泌する蜜を巣に運んでいるのでしょう。て事はきっとアブラムシも生きているって事でしょう。
「くそっ、忌々しい奴らめ!」丁度水遣りの最中だったので水を吹き付けます。ノズルは霧ですがノズルの近くでは結構強力な噴射です。見ているとその勢いに蟻もアブラムシも吹き飛ばされて新芽がみるみる内に綺麗になって行きます。こりゃええわ。ファブリーズより効果有り。
吹き飛ばされても蟻が死ぬ事は無いでしょうが自力で移動が出来ないアブラムシにとっては致命的です。運良く蟻に回収されたとしても、また百日紅の先っぽまで運び上げるにはかなりの時間がかかります。いや、殆どのアブラムシは炎天下で干からびてお陀仏ってことになるでしょう。使うのは水のみ、薬も何も使わないので薬害云々なんて心配ありません。
水だけで駆除が出来るのなら激しい雨でも同効果が得られるって事です。蟻もアブラムシもそう易々とは生きて居なかった、大自然の試練に直面しながら生きていたって事ですね。

アブラムシ退治で思い出しました。昔祖母がやっていた方法ですが、空瓶に水を入れそこに適量のタバコの吸殻を入れます。一晩置くと吸殻からヤニが溶け出し濃い焦げ茶色の液体になります。これにはニコチンも溶け出しているようでかなりの毒性が有ります。これを刷毛などでアブラムシの付いている所に塗ります。強力な毒性のお陰で一発でアブラムシ退治が出来ます。ニコチンは植物自身も合成するくらいなので植物自体には影響はありません。このニコチン液は作り置きしておけるのでいつでも必要な時に容易に使えます。今なら100円ショップで売っているスプレー容器に入れて簡単にスプレーする事もできます。
原価ゼロ円で簡単に作れるのですが子供の誤飲には気をつけなければなりません。下手すると死んじゃいます。
効果抜群ですがこんな危険性も併せ持っているので、今回の方法(ただの水の散布)の方がリスク無しなのでオススメです。

久々の晴天

ここ暫く曇りがちの日が続いていましたが、本日は久々の晴天。庭の若葉が輝いています。
特に目立つのが杠。落ち残った古い葉の上に覆いかぶさる様にクロムグリーンの若葉、その先には出始めたばかりの赤い新芽が鮮やかです。
木斛の若葉が艶やかに輝いています。これもよく目立ちます。
躑躅が終わり皐月にバトンタッチ、さほど目立ちませんが緑の中にポツポツと赤い花が咲いています。
梳くように小枝をはらった白樫の古い葉から30cmほど飛び出した若葉がまるで別の木が乗っかっている様でユーモラスです。
長い間バナナの薫りを漂わせていたオガタマもすっかり花が落ちてしまいましたが、それでもまだ少ないながらも細々と咲き続けています。本当に今年の花付きは凄かったです。
昨冬強剪定を施した楓はその反動か小枝を数多と伸ばし鬱蒼としていましたが、これも先日梳くように小枝を剪定、今は涼やかな形に整えられ目を楽しませてくれています。野村紅葉は暗紅色の葉を風になびかせています。イロハ楓も涼やかな樹形のまま新しく伸ばした小枝の先の赤から幹に近い所のクロムグリーンへとグラデーションが綺麗です。
それらの足元にはオキザリスの赤い花。これは雑草のカタバミの仲間で抜いても抜いてもしつこく生き残っています。半ば諦め。でもこれは背丈も低く他の雑草を抑えてくれる効果も有るのでさほど
目の敵にはしていません。こうやって花も楽しめるし。
百日紅も新しい枝が伸び若葉が萌え上がっています。その先の赤い新芽には・・・、ゲゲッ、蟻がいっぱい。アブラムシもいっぱい。こいつら共生してやがるんですね。
殺虫スプレーは? 切らしてました。
そうだ、物は試し、効くかどうかわからないけどファブリーズしときましょ。あまり使わないのに何処かで貰った詰替パックがいっぱい余ってたので。
こうやって庭を眺めたり、何かをちょこちょこやっている内に一日ってすぐ過ぎてしまうんですね。

審美眼?

視覚的なものなら人並みには持っているつもりですが、詩とか音楽とかはどうも直感的には理解できない事が多いです。特に巷で流行る歌など最初はなかなか馴染めずにいます。そして流行りが過ぎる頃にやっとその良さが解ってくると言うような事を繰り返してきました。
この性癖は子供の頃からずっと続いています。自己流にその原因を分析してみると、幼い頃の貧しさの所為で何かにつけ見知らぬ物事はまず疑ってみる事が身に付いてしまったように思われます。
先ず否定から入る。考えてみると哀しい性です。子供にも言われた事があります。「お父は否定的な事しか言わない。」
なんの力も無い貧乏人の小倅が生きて行く為に身に付けた唯一の処世術だったのですが。
この歳になると流石に否定的な事は口にこそ出しませんが、やはり腹の中では先ずは疑っています。それが知らず知らず表に現れるのか、腹黒い奴と思われる事もあります。
なるべくしてなった性格、今更直す気もありませんがその所為で不利益を被る事も間々あります。それでも20代の頃に出会ったラッセルの懐疑論のおかげで、この性格を時には肯定的に捉えられるようになりました。

前置きがくどくなってしまいました。
職について間もない頃、寮生活でしたが終業後はいつもラジオを聴きながら仕事関連の学習に励んでいました。やってもやっても世の中の技術は秒進分歩、追い付くどころかますます取り残されて行くような不安感を抱きながら毎夜あてのない学習に打ち込んでいました。まるで受験生の様なものですが、受験なら何処までやれば良いか目に見えています。キリのない学習の中の一服の清涼剤、これがラジオから流れる音楽だったのですね。
ちょうどその頃CCRが流行っていて猫も杓子もCCRのリクエスト。新しいものを懐疑的に見る性格はこの頃の方がもっと激しく、「この程度の曲が何だって言うんだ。そんなに褒めちぎる程のものでもなかろうに。」と思うのは自然の成り行き。
ですからCCRと聞くと先ず嫌悪感の方が先立ってしまい、素直に受け入れる事が出来ませんでした。

そして今この歳になって。
先日暇に任せてYoutubeを聴いていてCCRに行き当たりました。20代の頃を思い出しながら聴いてみました。聴き覚えのある懐かしい曲が流れて来ます。
「良い曲だなあ。何であの頃はあんなに依怙地になっていたんだろ?」
半世紀近く経ってから素直にその曲を聴く事が出来ました。タイムラグ約50年の審美眼、理解するのが遅過ぎねえ?

因みに CCR:Creedence Clearwater Revival