山高ければ谷深し

別に相場の話ではないのですが・・・。
退院後の症状があまりにもおとなしすぎて若干不安を抱いています。
動きが緩慢なだけでなく、意思表示がなく反応も遅いのか或いは無いのか? 言葉は悪いですがまるで痴呆。
薬の所為なのか、もっと減量すれば元に戻るものなのか? 退院当初と比べるとかなり減量しているのですが。
診察時に当人の前であからさまにそんな事聞くこともできず、かみさんは相当苛立っています。それで一昨日TELにて先生に問い合わせ。生憎先生が不在で本日再度問い合わせる事に。
かみさんがデイケアに連れて行ってる間に私が問い合わせました。
聞いてみると、この症状は陰性症状だとの事。私もいろんな本を読んでいたので陰性症状については知っていた筈。しかしどの本もその説明は、感情の平板化・意欲や思考の低下などとなっており、それが具体的にどう行った状況なのか認識出来ませんでした。婉曲的な説明になっていますが早い話【痴呆】のような症状です。本という立場でそんな表現が出来ないって事なのでしょう。今服用している薬は陽性症状を抑えるもの。陰性症状を抑えるものではないので減量或いは中止しても変わらないそうです。
時間をかけてデイケア作業療法などを通じて社会適合出来るように努めるしか方法は無いようです。
症状が出て入院させるまでは早かったのですが、急性期の陽性症状がなかなか収まらず、退院まで5ヶ月も要したのですから陰性症状も長くて当たり前かと思います。やはり年単位で様子を見ていかないといけないって事のようです。
まさに、山高ければ谷深し。って事なのかな?

リハビリハイク

退院して1ヶ月少々、毎日夕方にはかみさんのお供でウォーキングしていますが、薬の所為で動きが緩慢なだけでなく歩く姿勢も前屈みです。食っちゃ寝るだけでは体力も萎える一方なので、今日は少しハードにトレーニング。豊田の王滝渓谷でリハビリハイクしてきました。ここなら体調を見計らいながらコースが選べます。
先ずはオーソドックスに谷沿いにダムまで。バーベキュー広場で早めの昼食兼大休止。
気温は低めですが、好天のおかげで透過光に輝く新緑が堪能できました。
少し額に汗ばむ程度でしたが、S司は大汗をかいていました。やはり相当体力が落ちているようです。コースオプションの追加は止めて食後は宮川園地から山腹道に抜けそのまま戻ることにしました。かみさんのお付き合いだけでは運動が足りる訳がありません。コロナのおかげで私も暇ですから今後もリハビリハイクのお手伝いに励む事とします。しかし鈴鹿に連れ出すにはまだまだ時間を要しそうです。
帰りは豊田市内から遠回りして福岡屋へ。わらび餅と苺大福を調達して帰ります。以前はいつも空いていたのに最近はいつ行ってもお客さんがいっぱい。これも真央ちゃん効果でしょうか。
前回わらび餅が売切れでかみさんは不機嫌でしたが今日は上機嫌。好きな物を与えていれば安全ですが、それが切れるといつ爆弾が破裂するかわかりません。取り敢えず今日は安心かな?

夕方置き配便が届いていました。net注文しておいた本とマスクです。マスクは何らかのトラブルがある事を覚悟していましたがすんなり納品されました。開けて中身を確認すると不良品ではなさそうです。ただしmade in china丸出し、作りが雑です。まあ使えさえすればいいのでOKとします。これで暫くは凌げます。ドラッグストアで買えば500円くらいで済みますが入手出来ない今は6倍の価格も享受するしかありませんね。

集近閉

今朝の新聞の、雑誌の広告欄に出ていた見出し。
三密の事を【集近閉】と書いていました。笑っちゃいますね。
不謹慎だとか非常識だと非難する向きもおありでしょうが、私は大好きですね。こう言ったブラックユーモア。
シージンピンの日本語読みに合わせた漢字3文字が的確に三密に当て嵌まっています。
、密な接、密
どのツラ下げて! と言いたくなる言動ばかりのシージンピンですが、それが中国共産党の行動原理。やはり距離を置いて関わらないのが最良の方法と思います。

ジジババ保育所

今日もジジババ保育所の開所です。ババが買い足した百円ショップの変わり種シャボン玉で遊びます。ある程度やったところでガキ共の面倒はS司に任せジジは庭の草取りです。時々子供達に目を遣りながらやっていると、お昼の支度を終えたババも出て来ました。これで庭仕事に専念できます。我家に蔓延っていたニチニチソウ、殆ど除去したと思っていたらまだあちこちに残っています。隣地の草叢は最早ニチニチソウのお花畑と化しています。
そう言えば最近近所の空き地もニチニチソウ畑になっています。今年は殊に増えたように感じますが、まさか我家がクラスター増殖の発生源?
他の草木の生育が阻害されるので我家では刈り取っていますが、その心配が無ければ放置しておいても良い草木です。長期に亘り可憐な花が楽しめます。繁殖力が強く手入れも要りませんし。
それにこのニチニチソウって医学的にも有用な植物なんですね。これに含まれるアルカロイドにビンブラスチンってのがあるんですが、細胞の増殖を阻害する作用があり抗癌剤として使われています。私もこれのお世話になった事もあり、我が家での刈取りでは少々後ろめたさを感じながらやっています。
昨日の新聞に、【免疫チェックポイント阻害薬】が取り上げられていました。代表的なものに【オプジーボ】があります。数年前に本庶佑さんがノーベル賞を授与された事とその薬価がとんでもなく高額な事で有名になった薬ですね。
長ったらしい名前ですが薬効を表すにはこんな長い名前になってしまうんですね。免疫細胞は攻撃して良いかどうかを知る為にセンサーのようなものを持っていて自分の身体を攻撃しないようになっています。ずる賢い癌細胞は、このセンサーに働きかけて免疫細胞に攻撃させないようにしています。【免疫チェックポイント阻害薬】はこのセンサーが癌細胞に騙されないようにその機能を妨げ、癌細胞を攻撃させるように仕向けます。
この他に取り上げられていた【分子標的薬】も今では一般的に使用されています。こちらは癌細胞が増殖・転移する為に作り出すタンパクの分子構造にのみピンポイントで攻撃を加えるものです。乳癌細胞の分泌するHER2タンパクを攻撃するハーセプチンが有名です。かみさんもこのおかげなのか術後6年を迎えようとしていますが転移、再発は全くその気配もありません。
これら治療法は併用して行うのが一般的で、患者本人のDNAに合う治療法を選択して行きます。言わば治療法のオーダーメイドですね。最近よく言われるプレシジョン・メディシン(精密医療)はこう言った事から出てきた言葉です。

ジジババ保育所の業務をサボりやっていた草取りからえらく話が飛んじゃいました。

ラドビュー? ラーデボイル?

数日前、新聞の書籍紹介欄にシャモニーの山岳ガイドが著した本が。
その本自体に興味をそそられた訳ではないのですが、偶々地図を調べる事がありシャモニー近辺も調べたついでにあちこち見ていました。その地図が偶々ヤフー地図だった為地名がカタカナ表記に。
そこで分かった事。以前の日記に記したドイツにあるラドビューと言う地名が、ヤフー地図ではラーデボイルとなっていました。ラドビューよりラーデボイルの方が我々日本人にはよりドイツ語らしく感じられます。でも私の耳にはラドビューの方がより近く聞こえたと思います。
同じ様な経験があります。ナチスの遺産でもあるアウトバーン、これ現地の人の発音が私にはオートバーンと聞こえていました。英語のオートモーティブ(自動車)のオートですよね。
取引先の担当者だった為、こちらに気を遣い英語に近い発音をしてくれていたのかもしれません。また人によっても発音が違います。この担当者、〇〇・ゴッシェルクさんと言うのですが、現地の人がこの担当者を呼ぶ時、ゴシェックと呼ぶ人もいればゴチャックと呼ぶ人もともいました。ゴシック(ゴチック)様式のゴシックから来た名前かもしれません。
いずれにしても外国語をカタカナで表す事の難しさを感じさせます。

〈ラドビューについては以下参照〉
tanuo.hatenablog.com


最近知多市へ出向く事が多く、ルートは最初にカーナビが指示したもの。しかし知多産業道路に近く23号線と合わせればこのルートより早いのではないか? と思い地図を調べ始めたら日本を飛び出しヨーロッパまで遠征してしまいました。地図って見始めるとどんどん興味が湧きつい嵌ってしまいますね。同じ地図でもカーナビの地図、これは全く面白くありません。レゾリューションの関係で細かな表示が出来ないので当然なのでしょうが。

たこ焼き三丁目

巣籠もりで楽しみがない所為か、かみさんは食に誘惑されてしまうようです。
外食はご法度、 バイキングなんて以ての外です。と言う訳でテイクアウト。
そう言えば昨日もケンタッキーチキンドフライ(我家の方言です)を買って来たな。私は食べませんでしたが資金は私の財布からです。
そして今日は「たこ焼きが食べたい。」昼食後三人連れ立って瑞穂区まで。言わずと知れた我家のたこ焼き御用達と言えば【たこ焼き三丁目】です。
焼きたて熱々が良いので敢えて電話予約はしません。到着すると店の前には路駐車が2台だけ。「しめしめ今日も空いてるな。」と思っていたら、電話注文がいっぱいで1時間位の待ちになるとか。1時間後に来てくださいとの事なので瑞穂グランドの公園へウォーキングに。
そうか、武漢コロナの所為で思わぬところが恩恵に与っているんですね。世の中、悪い事もあれば良い事もあります。
瑞穂グランドは人だらけ。まずは駐車場の減免を受けてマスクをしてウォーキング。山崎川の桜、まだ少し残っていました。今年の人出はどうだったのでしょうね。
この辺りを歩くのは瑞穂区に居た時以来ですから30年以上が経っています。子供達を連れてションベンプールに来た事もありますが、何処にあったのか? それと思しき辺りには大きな壁。やはり大きく変わってしまったのでしょう。名前もパロマ競技場に変わってますし。
頃合いを見計らいたこ焼き三丁目へ。暫くして熱々をゲット。早速車の中でかみさんとS司は熱々を頬張ります。運転中の私はみんなが殆ど食べ終えてから。それでもまだ中は熱々です。懐かしい醤油味が口いっぱいに広がります。以前に比べ若干値上げしましたが、他店に比べるとコストパフォーマンスはまだまだ競争優位を保っています。
そうそう今日のおごりはS司です。ごっそさん。
そして帰宅途中かみさんは【糖箱屋】に寄れと言います。今度は自分が払うからと。
ほんとよう食うやっちゃなあ。

車庫の屋根の洗浄

かなり前から車庫の屋根が真っ黒に汚れていました。
ちょうど真後ろにカラタネオガタマの木があり、その樹脂が原因のようです。車庫と反対側の庭の砂利もこの木の周りだけ真っ黒になっていますから、他の植木より余程樹脂の分泌が多いのでしょう。毎年5月くらいに白い花をいっぱい付け、その香りがほのかに甘く季節を感じさせてくれる良い庭木なのですが、香りが良いだけに分泌物も多いのでしょうか。
物の本にはバナナの香りと説明されていますが、私にはバニラの香りの方がより近いように感じられます。
かみさんは車庫の屋根の汚れが気になるようで綺麗にしろと言います。私は見た目より車庫が傷む方が気になり、樹脂が被っているだけなら、太陽光を遮蔽してくれその部分の塗装を守ってくれるから構わないと思うのですが。
それでもかみさんの苦情に押され取れるかどうか見てみることに。
水を付けブラシで擦ってみると割と簡単に落ちます。じゃあ軽くやってみるか。
と言っても梯子代わりに三脚を出しホースを引っ張り上げなければなりません。効率的にやるには? と考えケルヒャーのデッキブラシでやって見ましたが縦に補強用の梁が走っておりそれが邪魔で擦り残しが出来ます。こりゃ面倒でも束子で擦るのが一番良いようです。
と言う訳で広い屋根の上を小さな束子で梁に沿って擦って行きます。水で流すと灰色の液体が流れて行きます。紫外線で劣化した塗料が一緒に擦り取られているようです。塗装自体は粉体塗料である程度厚みがあると思いますが、そう何度もやっていたら下地のガルバリウム鋼板が剥き出しになってしまいます。
この車庫、建ててからもう7年。長持ちさせるには、次回は束子がけでなく樹脂ごと上から塗装した方が良さそうです。それにオガタマの木も剪定して小振りにした方が良いのかな?
今この木は開花に向けて蕾が鈴生りに着いています。花が終わったら思い切って大胆に剪定してやる事にしましょう。
3時間近くかけて一通り汚れを落としました。あ〜、綺麗になった、綺麗になった。