傷病手当金

やっと振込まれました。

何か手違いでも無いか? と気掛かりでしたが、取り敢えず一安心。これで最長1年半は給付が受けられます。退職後も引き続き受給出来るのは本当に有難いです。限度額認定されていても月額入院費はかなりの金額になりますから、年金生活者の我々が肩代わりし続けるのは正直かなりの負担でした。

この傷病手当金って国保には制度自体が無いのですね。自営業でなくて本当に良かったと思います。退職後は既に国保に切り替えていますが引き続き組合健保からこれが給付されるって、本当に日本人で良かったと福祉国家に生まれ育った事を感謝しています。尤も同じ事をカミさんが入院した時にも思ったのですが。

若い頃は月々給料から控除されている健康保険額を、戻ってくる事のない税金みたいなものと思っていたのですが、世の中良く出来たもの、公平なもの、と考え直しています。とは言っても私自身へのバックはこの先もあまり無いでしょう。PPK(ピンピンコロリ)が最上だと思います。

後は離職票が届いたらハローワークで今後の相談でもして来ます。快復の程度でどうなるかは不明ですが、状況に応じて直ぐに対応できるよう準備だけは必要ですから。

 

明日は久しぶりの面会。当初は外出に備えT哉も休暇を取ってくれていたのですが、症状が安定せず外出は取り止め。行きたがっていたラーメン屋の下調べと偵察も先週やっておいたのに残念! まあ面会だけでもできるだけ良しとしておきましょう。

 

話は飛んで本日の使命!

毎朝ベッドの中でまどろんでいると隣のベッドから声が聞こえます。

「今日は魚焼きグリルの掃除。」

不可能ではないので、Misson Impossibleならぬ Missin Not impossible です。

グリルの掃除だけではすぐ終わってしまうので、ついでにダイソンがけ。

ゴミ捨て時にあまりにも埃汚れが酷いので雑巾で拭き取り。龍角散のような細かな埃が静電気を帯びてケース外側にも吸い付いています、濡らした雑巾でひと拭い。とは行かずあっちこっち拭き拭き。やっぱり集塵袋式が良いなあ。マキタにしとけば良かった。今となっては後の祭り。

 

過去の人

年末に国外逃亡したカルロス・ゴーンが逃亡先のレバノンで自身を正当化する為の記者会見を開いたとか。それをメディアが大きくとらえています。

何を今更! あんなもん放っておけば良いのに。余程暇なんですね。イランの米軍基地報復攻撃の方が余程ニューズバリューがあります。

ゴーンにしてみれば逃亡の言い訳の為にも必要だったのでしょうがそれに飛びつくほどのものでもないでしょう。

逮捕当初はゴーンを擁護する発言をしていたフランス政府もゴーンの悪どさが明らかになるに連れゴーンと距離を置くようになっています。

フランス政府としては本体ルノーの数倍も稼いでくれる子会社ニッサンを統合しその利益を出資者であるフランス政府に取り込みたかったのでしょうが、世の流れはそれを難しくしています。EUの主要メンバーであるフランス政府がタックスヘイブンなどの撤廃の旗を振らなきゃいけないご時世に他国地域で産み出した利益を横取りするなんて出来よう筈がありません。

レバノンで英雄視されていると言うゴーンですが、祖国レバノン内でも汚職蓄財の氾濫に叛意を表す人々も大きく増えています。

アマゾンに続きGAFAの他の面々も日本で得た利益に対し納税は日本で行うと発表しています。タックスヘイブンと迄は言わないまでも国家間の税の不公平も是正する方向へ世の中は動いています。

ゴーンもゴーンの悪どい手法ももう過去のものとなりつつあります。

ゴーンのニッサンを復活させた手腕を賛辞する人がいます。なるほど事実には違いありませんが経営者と言うものは「泣いて馬謖を斬る。」ものです。人の痛みを知らない 、自身の欲望しか眼中にないゴーンは「笑って馬謖を斬っていた。」に違いありません。外科手術は早く済んだかも知れませんが、私服を肥やすことしか眼中にない人に誰もついて行きません。

人 その2

人付き合いが下手、と言うのは私の遺伝かも知れません。

誰彼分け隔てなく付き合うってのは年齢を経た今の私でもやはり苦手です。別に偏見を持っている訳ではありませんが、会話して不快感を感じる人と長話などしたくないと思うのは当然の事と思います。不快でなくとも興味をそそる物がなければ話は続きません。私が当たり障りなく他人と話せるようになったのは単に年の功だけのような気がします。

そんな人間が孤立して行くのは当然の現象です。ただ孤立していても孤独に苛まれるか否かは集中できるものがあるかどうかで決まると思います。

思い起こして見るとうちの子供達は、私と違い幼い頃から全くの無趣味だったと思います。体操水泳などの習い事やスキーに嵌っていた頃はそこそこ仲間が居てそのコミュニティで心の交流が保たれていたのでしょう。そう言えば修士課程の頃までは研究室の同僚達と旅行などをしていました。その後が問題だったのかもしれません。孤独の中学業終了、就職後は畑違いの世界で周りについて行くのが精一杯だったのでしょう。そんな中どんどん孤立、心機一転を図り職場を変えたもののやはり思い通り行かずこうなってしまったのかも知れません。

こんな状況であの環境に溶け込めるか? きっとプライドが邪魔をしてどこへ行っても人と交わり合う事は難しいように思います。交わって知的満足感が得られなければ続く訳がありませんから。

与謝野鉄幹も謳っているように「友を選ばば書を読みて、六分の侠気四分の熱」 惚れ込むほどの相手でないと難しいでしょう。

仕事に打ち込めるほどスキルを積んでいたならこうはならなかったのではないか? もっと早く社会にだすべきではなかったのか? 今更ながら悩ませてくれますなあ。

よく表したものですね。象形文字の典型と言うだけでなく、何か哲学的なものを感じます。お互い寄り掛かっていなければ倒れてしまう、ただそれだけの事がこれほど意味深いとは!

本日面会の後、図書館で或るDVDを観てきました。

百聞は一見にしかず。本で読むより映像で見る方がより現実的です。それで感じた事、「思っていたのとはかなり違う!」

やはり本だけでは自分の欲している部分しか見えてこないようです。

違った意味で「観ておいて良かった。」と思います。

考えて見ると私自身もそうなっていたかもしれません。そうならなかったのはほんの僅かの違いだけだったように思います。

ほんの短い間でしたが学生時代の友人達からの影響がその僅かな違いを起こしたと思います。就職後同僚達との仕事上の切磋琢磨、山仲間達からの影響、かみさんとの出会い、これらが好循環となり良い方へ良い方へと向かっていったのだろうと思います。

100人に1人が罹る可能性があるとの事ですからごく普通に誰にでもあり得るという事です。一般的には原因不明となっていますが、人との関係性が原因であると考えている人々もいます。新たな関係性を築く事で症状が和らぐ事があるのであればそれもひとつの選択肢と言えます。

人との関係性が罹患と全く無関係であっても、孤独でいるより支え合う仲間がいる方が心強い筈です。それには親族よりも同じ痛みを共有している仲間が必要です。と言ってもそれを求めるのも拒むのも本人が決める事、親は求められた時にだけ手を差し伸べるしかありません。求められた時にすかさずサポート出来るよう下調べや準備だけは前もってやっておこうと思います。

諸々

先週末から月曜日まで孫守り。

ジジババと一緒に寝たいというので和室に布団を敷いて4人川の字。(には成らないか。)

朝になっても冷めない湯たんぽを抱いているようで暑い事、暑い事。

おまけに二人とも寝相が悪くて蹴られっぱなし。目覚める度剥がれた布団をかけ直し、寝た気がしません。昼間は昼間で引っ切り無しの大騒ぎ。

いつものお通夜のような生活との差が激し過ぎてチョッピリ孫ブルー。

居なくなったら清々したかと思ったらまたお通夜。暇を持て余し、台風後の後片付け。ダイソン出して大掃除。

 

年末に家用に買ったヨックモックも残り僅か。

そこで気付いた事。コーティングのチョコが以前に比べて薄くなったような。薄くてクッキーが透けて見えます。(夏期のヨックモックはチョコがクッキーの中に挟んであります。我が家では夏用は滅多に買いません。)

それに葉巻煙草のようなシガール、これも巻きが細くなっています。齧ってみると真ん中の空洞がすごく小さくなっています。ケチった訳ではなく同じ量の生地を細く巻いただけのようです。これは進化ですね。シガールって齧った時欠片が大きな空洞からよくこぼれ落ち、それが嫌で好きでは無かったのですが、これならその心配なし。

ヨックモックも色々進化しているんですねえ。チョコが減らされたのには納得できませんが。

 

今日は昼からS司と面会。明けましておめでとうです。

あまり刺激しないようにしなければなりません。あの子のおかげで老後の目標が出来ました。かみさんは北海道移住計画も選択肢として視野に入れているようです。

もうスキーも出来ないのにねえ。

新年早々おめでたい

1月2日。目覚めとともに枕元のi-Padのカバーを開けます。同時にLINEの新着書込みが目に飛び込んできました。

産まれたそうです。母子共に元気との事。なんとまあおめでたい。

元日深夜か二日未明ってところでしょうか?

性別は敢えて確認しません。どちらでも五体満足健康なら充分です。

今年は良い年になりそうです。いや、何が何でも良い年にしなくては!

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

 

正月早々映画観賞会。

かみさんが借りて来たDVDです。

お題は"ビューティフル マインド" かみさんは既に何度も見たそうで私にも観るようにとの事。

いや、本当に感動しました。

何年か前にノーベル賞を受賞したプリンストン大学ジョン・ナッシュ教授のお話です。

統合失調症という病を抱えながらの受賞ですが、この病を持つ人々やその家族にとって、とても勇気付けられる映画です。

ナッシュ教授のように別に賞などで社会に認められなくても、病と共存しながらでも社会に参加出来れば良い、多少なりとも人々のお役に立てれば良い、そう言う気持ちにさせてくれる作品です。

正月早々とても元気付けられ気分も晴れ晴れです。